今、発売中のイクメン雑誌『FQ JAPAN』 2012春号(VOL.22)に
ベビーサインのことが取り上げられています。
ベビーサインを取り入れている保育園の様子が紹介されています。
保育園に入園した0歳児は、自分の気持ちを言葉で表現できないので、
お友達のことを押したり、引っ掻いたり、噛みついたりします。
しかし、ベビーサインを教えると・・・・・・
赤ちゃんは、自分の考えていることや感じていることを
お手てを使って表現してくれるようになるので、
押したり、引っ掻いたり、噛みついたりという方法をとらなくても、
コミュニケーションを図ることができるようになります。
お友達を引っ掻いたり、噛みついたりすることは、
イタイんだよ、ということもベビーサインを通して早い月齢から
相手を思いやる気持ちを育てます。
我が子が、少し年齢が上の年中さんのお友達と遊んでいたとき、
遊びの中で、軽く突き飛ばされたときに、【イタイ】のサインをしていました。
ちゃんと「今、痛かったよ。」と自己主張ができるんだなぁ、と
感心しながら見ていたことがあります。
また別の日、今度は小学生のお兄ちゃんに遊んでもらっているとき、
お兄ちゃんが、PSPかなにかゲームを持っていて、
それを初めて見た我が子は、しきりに
【何】?それ【何】?!と連発していました。
相手にしてくれているお兄ちゃんの方がサインを見て
「?????」
だったので、その時は間に入り、
「お兄ちゃんの持っているそのおもちゃは、何?って聞いてるんだよ。」
と伝えると、
「何?って聞いてたのか~。」
と、サインのことをわかってくれたことがありました。
我が子は我が子なりに、サインを使って少し年が上のお友達と
コミュニケーションを取ろうとしていました。
そんな風に年齢が違いサインを知らない人との関わりの中では、
サインは伝わらないけれど、
保育園という同じ年齢のコミュニティの中で、
保育士さんがサインを教えてくれて、使っていけることは、
早い年齢からコミュニケーションの楽しさを体感できる
素晴らしい機会です。
111ページには、サインを使っている園児の様子が掲載されています。
是非是非、お手に取ってご覧になってみてください。