サインから言葉へ | 福岡ベビーサイン「りんごのきもち」福岡の赤ちゃんとママが通う教室!南区 中央区 体験 東区 城南区 博多区 西区 春日 大野城

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福岡の赤ちゃんとママが通うベビーサイン教室!

ベビーサイン教室『りんごのきもち』は

0・1・2歳児のお母さんの育児が

楽になって欲しいと思っています。

わが子とのベビーサインの事などを綴っていきます。



あんぱん、あんぱん。



最近のわが子のブーム。

この単語だけだと、ただのパンだけど、

我が子が言いたいのは

ヒーローのアンパンマンのこと。


ヒーローの映像に夢中なわが子は、

それを観たい時、

あんぱん、あんぱん。

と催促するようになった。


♪アンパンマンはきみさー


ワンフレーズしっかり歌えるようにもなった。




ベビーサインは言葉を話し始めた時のつたなさを補ってくれる。

たとえば、靴。

言葉を話せるようになった赤ちゃんは、

「ちゅちゅ」と言う。

それを聞いたとき、「本当に靴のことちゅちゅっていうの?」

と半信半疑だったが、

我が子が靴を言葉にしたとき、それはやはり

だった。

「ちゅっちゅっ」


「ちゅっちゅっ」

と、言葉だけで言われても私はわからず、

「【何?】」と問い直した私に

我が子はお手てで【靴】のサインをしながら

「ちゅっちゅっ」と、自分が今、靴という単語を口にしていることを教えてくれた。


サインがなければ、何がちゅっちゅっなのかわからないままだった。

そして、ほんとに、「ちゅちゅ」って言うんだなぁと

成長の段階を垣間見たときでもあった。


そう言葉を発したのが2歳1か月の時。

我が子はそれから、五日も経たずに

ちゅっちゅっ→くちゅ→くつ

と言えるようになった。


つたなさを補う期間が短すぎて驚いた。

でも、これだけではない。

【ねんね】もある日、突然、「ねんね」と言えるようになったし、

【蝶々】も、はっきりと「ちょうちょ」と発音した。


私はこれもベビーサインのおかげだと思った。

サインを見せて教えた言葉を

その、時がきたとき、わが子は

はっきりとした話し言葉でしっかりと伝えてくれた。


これはわが子のエピソード。

2歳児にしてみればできて当然のことかもしれない。

それでも、わが子は、もしかしたら

言葉を溜めて溜めて溜めて、私が語りかけていた言葉と

同じ言葉を発せられるようになったとき、初めてその言葉を

発するのかもしれない。

そういう発育の仕方を選んでいるのかもしれない。


ベビーサインが話し言葉の習得を促す、と聞いても

ピンとは来なかった。

それは実感がなかったから。

今こうして子供の成長とともに実感している。

振り返った時に、ベビーサインのおかげだなあと思うことが多々ある。

きっと、「今」はそれを感じ難い。

今は、楽しい。

今は、それでいい。


わが子が言葉を話せるようになったら、是非とも尋ねてみたいことがある。

それは胎内記憶のこと。

お腹の中はどんなだった?

どんな風に過ごしてたの?

ねえ、どこから来たの?


アンパンマンの歌を我が子が歌うとき、

♪愛と勇気だけが友達さ

と言葉はまだ不明瞭だけど、友達のところでは

【友達】のサインをしている。

解って歌っているように思う。


「アンパンマンはきみさー」

と言葉にして歌ってくれると、さも母親の私に言ってくれてるのだと

これまた勝手に解釈する。


なにかにくじけそうになっても

ゆっくりゆっくりお話ができる日を

その教えてくれる日が来るまで、いくらでも待つよ。