技術畑の回想録 -17ページ目

技術畑の回想録

技術者であり、かつて天文ファンでもあり、インターネットが無い時代等、現在・過去含めて印象に残っている内容を思い出しながら様々な分野の情報発信をしていきます。

世の中には、資格が必要な仕事もありますが、資格が無くても可能な職業が数多くあります。

実は、私も無資格ですが、回路設計の仕事をして、多くの製品を世の中に出してきました。

仕事をする上で大事なのは、資格でもなく、専門知識でもなく、その仕事がしたいという意欲なのかもしれません。

世の中には様々な分野において専門知識を持った人が大勢います。

知識がなければ、専門知識のある会社や人に協力をお願いし、本人はアイデアだけあれば、どのような仕事でも可能なのかもしれません。

 

今から25年前、その製品は K市 交通局で使用している何かの電源ユニットらしく、製造メーカーから最後の修理品として宅急便で返送した物が輸送途中で紛失。

この製品は数年前に製造中止となっているため、現物を解析して同じ物を作って欲しいとの K市 交通局からの依頼でした。

ただし、予備品が紛失したため、実際に使用している装置から外して、借用できるのは、1週間のみ。

さらに、解析のための部品の分解はできません。

このような状況の中、内部基板から回路配線を追っていき、何とか回路設計はできたのですが、特殊仕様のトランス詳細が分からず、分解不可のため、勘で、類似品を製作。

ケース設計も含めて、2個製作し、実際の現場に行きました。

何と、装置は電車を吊り上げるための大型の天井クレーンでした。

 

 

まさか、天井クレーンの上に乗っての動作確認とは驚きの連続で、担当者曰く、「正常動作するかどうかは、すぐに分かりますよ」


でしたが、そんな問題ではなく、高所にいるので、誤動作すれば危険極まりなく、逆にクレーンを破壊したら、とんでも無いことになります。

制御装置から判断して、製作したユニットは電源ではなく、多重信号伝送用のユニットであり、特殊仕様のトランスは信号重畳用の役目をしている事がわかりましたが、想定外でした。

しかしながら、結果的に、運よく、クレーンは正常に動作し、とても感謝されました。

当初、紛失の保険適用で、「お金はいくらでも出します」 とは言われましたが、現物を事前に見ていたら、断っていたと思います。

当時はこんな ”荒業(あらわざ)” が許されたのかも知れません。

自動車のタイヤを購入する時のポイントとして、タイヤの製造年月日も重要になります。

割引セールや激安販売の場合、製造年月日が古い在庫タイヤを販売している場合があります。

タイヤの製造年月日は、製造年週という表記方法になります。

タイヤを良く見ると、側面に以下の数字があり、これが製造年と週を表しています。


 


週と月日の関係は年によって、多少の差があります。

 

12週目はおよそ、3月下旬なので、上図のタイヤは2017年3月下旬の製造日となります、

 

タイヤの素材はゴムなので、保管しているだけでも経年劣化します。

この製造年週を見る事で、スタッドレスタイヤの交換時期の目安にもなります。

 

中古タイヤを購入するケースは少ないと思いますが、溝があっても、経年劣化でタイヤにヒビが入りますので、製造年週を確認しましょう。

 

新品タイヤを購入する時は、

できるだけ、半年以内の製造年週のタイヤを選びましょう。