極楽湯 茨木店 (大阪府 茨木市) | 燐夢☆太郎の「スーパー銭湯へ行こう!」
今日の御紹介は「天然温泉 極楽湯 茨木店」なのです

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<スーパー銭湯度☆☆☆>
極楽湯 茨城店がオープンした平成15年つまり2003年はバブル崩壊後の
失われた10年に突入するか、しないかの絶妙な時期だったと思います。
しかしながら世の中はバブルの余韻に浸っていたものの、その余韻でさえ
もソロソロ醒めようか、という時期に差し掛かっていました。
まず、為替相場が円高ドル安へのカウントダウンを始め、年始には120円
前後だったドルが年末には100円を切りそうな勢いで変動していました。
また世相が要求したのか、リストラが今度は行政へと波及し、当時圧倒的
な支持を得ていた総理大臣が2度目の国勢選挙でも勝利し、内閣発足後
に構造改革としての郵政民営化を語り始めた時期であり、失われた10年
への序章とも言える、バブル時に隆盛を誇った大手都市銀行の再編成が
加速度を増し、加えてそれら再編後の某行に公的資金が投入され民間
銀行が一時は国有化か!?とも揶揄された時代でもあったのです。
未曾有の不景気に突入したのか、はたまたしていないのか人それぞれに
感じ方が違っていた時代に破竹の勢いで店舗数を増やしていった温浴
施設があります。それが「極楽湯」でした。
その「極楽湯」を展開する大手企業は2002年には株式を店頭公開、更に
は株式上場を果たします。その翌年に「極楽湯 茨城店」はオープンした
のでした。
以前に出現した温浴関連業態「昭和巨大レジャー施設」「ヘルスセンター」
「24時間健康ランド」「クアハウス」に加えて「スーパー銭湯」なる呼称が
言われ始めたのも、この時期を前後していたと思います。
そして「極楽湯」チェーンが破竹の勢いで店舗展開していた、その時代に
関西、いや日本に「ヘルスセンター」を広めた「宝塚新温泉パラダイス」
の進化型だった「宝塚ファミリーランド」が、「極楽湯 茨城店」のオープン
した年にヒッソリと閉園したというのは時代の流れ、運命としか言いようが
ありません。稚拙「燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう」の「箕面スパーガ
-デン」でも、この「宝塚新温泉パラダイス」については記述しております。

http://ameblo.jp/ringmutaro/entry-11472563404.html
正しく平成スーパー銭湯の草分け的存在が極楽湯でありました。デフレ
スパイラルが世の中の消費志向をイッキに冷やし、安価で安易に安心
して天然温泉が楽しめる「極楽湯」は瞬く間に支持を勝ち取り、全国へ
波及していったのです。そんな「極楽湯」から茨木店を御紹介します。
大阪市内からだと国道171号線を京都方面、もしくは国道1号線から
14号線に入り171号線を目指し、名神高速茨木インターを越して安威川
に掛かる橋を超えてスグの交差点を右折すると左手に「極楽湯 茨木店」
を示す「天然温泉 ゆ」の看板が見えてきます。
入口には、敷地内から天然温泉が湧き出ていることを示す石碑があり
チョロチョロと源泉が流れ出ています。飲用は出来ないので匂いを嗅ぐ
と、やはり天然温泉の香りがします。そして館内へと歩みを進めます。
館内は江戸時代の演芸場を思わせる造りで風情がある。スーパー銭湯
チェーン店のイノヴェイターとして当時のコンペジターだった健康ランドや
クアハウス、街の銭湯とは明らかな差別化を図った空間の演出が伺え
ますね。この空間の演出こそがスーパー銭湯なのです。燐夢☆太郎の「スーパー銭湯へ行こう!」
そしてイザ!大浴場へ、大浴場へはフロントから階段を昇って行くので
ありますが階段からは1階吹き抜け部分の壁に描かれた浮世絵が見え
館外外観から連想される日本瓦の屋根と共に温泉への期待感を膨らま
せてくれます。そして脱衣場を経て浴室へ向います。
浴室の構成はロイヤルコース部分となるタワーサウナ及び露天エリアと
入浴料410円(12歳以上)で利用できるエリア部分と分けていたようなの
だが、実際に入浴料410円だけ払って、ロイヤルコース部分のサウナや
露天風呂利用しないって人いるのか?と思っていたら最近はロイヤル
コースのみの料金設定にしているようであります。
ややこしい~!以前の入浴料410円のみ利用できたのは内風呂だけで
その名残と思われますが、サウナや露天風呂が内風呂と完全に分離
しているような構成なのです。まあ、利用料金については「極楽湯」の
公式ホームページで御確認をお願いいたします。
浴室はそういった構成もあってか、あまり広さは感じられません。茨木市
の郊外にあって周囲には露天風呂からの景観をサエギル建物等が無い
だけに温浴施設部分にも更なる広さを演出して欲しかったですね。
オープン当初は天然温泉を使用した本格的スーパー銭湯ととして注目を
浴びたものの現在では、温浴設備の古さは隠せません。24時間サウナ
や健康ランド、温泉公衆浴場から、現代のスーパー銭湯隆盛期へ至る
過渡期の温浴施設である面影を垣間見ることができます。
例えば洗い場、昭和年代から平成に至る時点でジョジョにシャワーを備え
た「カラン」が登場し始めますが、そのシャワーも温度調節の機構が無く
ボタンをワンプッシュするごとにチョロチョロと御湯が出るタイプであります。
またジェットバスは膝立ちの状態で足先が収まる空間があったりします。
昔ながらの公衆浴場、つまり街の銭湯を思わせる部分があるのです。
それ故、現在のスーパー銭湯ブームでオープンとなった温浴施設に馴染
んだオマエタチ皆様であれば「ん?」と思うこともあるかもしれません。
しかしながら前述のようにスーパー銭湯隆盛の背景にある、その歴史を
鑑みるなら、「極楽湯 茨木店」もシッカリと楽しめるはずですよ!
さてインプレッションであります。内風呂にアクティビティ系の湯船があり
電気風呂、懐かしい街の銭湯スタイルの湯船です。そしてジェットバス
とシェイプアップバス、もう御約束です。そして内風呂で唯一の天然温泉
使用のその名も「天然湯」と名付けられた湯船があり、その御湯は敷地
内から湧き出る源泉「茨木温泉 自然の湯」と名付けられています。
残念ながら掛け流しではなく、極楽湯 茨城店公式パンフレットによれば
泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物泉、加温、循環・ろ過、消毒の上
で利用しているようです。しかしながら効能もシッカリ書かれていまして
その御湯に浸かるとホンノリと潮の香りがあり、うっすらと緑味を帯びた
翡翠泉であります。この感じ方はワタクシ個人の感想です、念のため。
水風呂もあって、一通りの湯船は揃ってますね。
そして露天風呂、この露天風呂エリアに釜風呂・遠赤外線タワーサウナ
があります。しかし近年にオープンしたスーパー銭湯が露天風呂に重き
を置くことで開放感の演出をしているのに対して、ここではオープン当初
の料金設定もあった為か露天風呂よりも内風呂に比重が置かれている
そんな感じがします。よって露天風呂スペースは釜風呂・遠赤外線タワー
サウナと面積を分け合っている感じです。
よって湯船は3つ、露天岩風呂と檜湯、いずれも天然温泉使用です。
そして寝湯。頭上に屋根があって周囲も塀で仕切られているので開放
感は微妙ですね。ただ、この包まれ感がスキってこともあるんじゃないで
しょうかね。因みに電気風呂は男湯だけのようです。

燐夢☆太郎の「スーパー銭湯へ行こう!」
<御気軽度☆☆☆>
以前の料金から比べると、原油高騰などエネルギーコストの為か大幅に
料金はアップしており、平成25年7月現在で大人(12才以上)平日700円
土日祝日が800円でして、会員になると平日600円、土日祝日700円と
なっていました。小人料金やその他の詳細は極楽湯のホームページで
必ず御確認の上、御利用をお願い致します。
料金に関しては、サマザマなサイトや雑誌等で割引クーポンを発行して
いるようですのでクーポンを発見した時は、ゲットされるほうが良いかと
思います。営業時間は8:00~深夜2:00で仕事帰りでも気軽に利用でき
ますね。駐車場台数は180台とのことです。
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<レジャー施設度☆☆☆>
休憩スペースやリラクゼーションコーナーとなる「癒し処」、お食事処も
もちろんあって期待を裏切りませんね。ただし時間帯によって混雑して
いることもあるので御注意を!

<天然温泉 極楽湯 茨城店>
http://www.gokurakuyu.ne.jp