言葉は力を持っている | さんきちの日々ファイル

さんきちの日々ファイル

ごくごく普通の日常です。

ちょっと所用で近くの公民館へ。

知り合いの職員さんがいてくれて、

安心してしまいました。

知った顔がいるっていいですね。


玄関ホール(すっごいささやかですが)に

図書コーナーがあり、

「さんきちさん、本の貸し出しがありますよ。

いかがですか?」

と勧めてもらったので、本を借りることにしました。

 

節約のため文庫本ばかり購入していたので、

久しぶりに手に取る本はずっしりくるなぁ・・・。

 

読書は空想好きの私にぴったりの趣味。

いろんな世界に適当に旅して行ける(笑)

 

言葉というものは読むもの、そして

伝えられるもの。

ウールのように暖かくて優しい手触りの

ものもあれば、触れると静電気みたいに

ピリリとくるものもあります。

作家さんが生み出す言葉ひとつひとつに

私たちは五感を研ぎ澄ましてゆくのよね。

 

 

 

先月起こった悲しい出来事について。

 

 

私は「新しい地図」さんのファンクラブ入会を機に

SNSの世界が広がりまして・・・

X(旧Twitter)やInstagramなど日常的に見て

いました。

感想としては「いろんな人がいるなぁ~」です。

自分の意見を瞬時に発表しやすい世の中に

なりましたね。

イイコトもあれば

ワルイコトもある。

誰かに校正してもらわずに放たれた言葉は、

思いがけない力を持つことになります。

 

うーん。

 

1月の終わり・・・父が亡くなる前でしたが、

突然あの脚本家さんの投稿が現れて、

正直「なんじゃこりゃ?」でした。

 

仕事の愚痴にしては

 

本当に「なんじゃこりゃ?」でした。

 

あのドラマは観ていませんでしたが。

原作者さんの作品は読んだことがあります。

 

そのあと、その原作者さんの投稿があり・・・

 

漫画家さんが脚本書くなんて余程のことだろうに。

 

そうよ、漫画を描くって大変なんですよ。

私もGペン使って描いていたし。

少ないお小遣いでスクリーントーン買っていたし。

 

そんな思いがぐらぐらと頭の中を回る頃、

あの訃報が流れました。

 

悲しかったですね。

 

言葉って、時に刃になるんですね。

車の運転と同じですよ。

ハンドル握る人次第で便利なものが凶器に変わる。

 

原作者さんと、脚本家さん、このふたつの

素晴らしい才能の出会いが

どうしてこんな結果になってしまったのか。

 

なんだかなぁ。