ある日、温室さんの係の窓口に、
以前所属していた係で一緒に仕事をしていた
元会計年度任用職員のAさんが来られたそうです。
窓口に人影を察知すると
猛ダッシュで駆け付ける温室さんが、
Aさんだ！と気づいた時
窓口に出るのを一瞬ためらったそうです。
案の定、Aさんは窓口で温室さんに向かって
「正規職員につないでください」
と言ったそう。
会計年度任用職員じゃ話にならんわ
というわけではなく・・・
自分を知る人に会いたくなかったようです。
なぜそれがわかったかというと、
Aさんはこれまで離職後の手続きなど
代理人（親族）を立てていたからなのです。
そんなに市役所に来るのが嫌なのかな？
わずかな期間ではあったけれど、同じ係で
仕事したのになぁ・・・
温室さんはAさんの不貞腐れた表情に
なるべく私情を出さないよう、
正規職員につなぐ前にご用件をお伺いさせて
くださいと丁寧に伝えたのでした。
私はLINEを読みながら、
さすが、温室さん、プロの会計年度任用職員だな
と思いました。
このとき手が空いている正規職員がおらず、
温室さんが手続きを受け付けることに。
制度の説明をすると、それはわかってる！と
話を遮るAさん。
それでも粘り強く確認作業をする温室さん。
変わらず不躾な態度を取るAさん。
私がもしこの場にいたら替わってあげられた
かもしれないなぁ。
（Aさんは私のことは知らない）
辞めた職場に行くのは、誰だって
いろいろ思うことがあるでしょう。
だけどあなたのストレスを、関係ない人に
ぶつけるのはどうなんでしょうかね～Aさん。
Aさんはまた来庁されるそうで、温室さんは
嘆いていました。
私は温室さんにこうLINEしました。
「Aさんが来たらトイレにでも逃げてください」