- 賢者の贈り物/石持 浅海
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同期の女の子を呼んで開いた週末の鍋パーティー。
みんなを送り出した翌朝、部屋には女物の靴が一足。
代わりにサンダルがなくなっていた!
―――週明け出社しても、その間違いを言ってこないのはなぜ?
「ガラスの靴」ほか新境地の10篇
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
ハッピーな(微笑ましい)結末にふんわり優しい気持ちになったり、
「2度と会えなくなる」という玉手箱の中身が気になったり、
どの話にも登場する磯風さんって結局何者?なんてもやもやしたり。
するし、一息に読んじゃうんだけど、
正直なところ全体的に印象は薄めだろうか。
さほどこれと言って残らない感じというか。
残ったのは「あの話が好き」「これが面白かった!」ってことよりも
とにかく磯風さんの謎だな。
嫌いだと言うわけじゃないんだけど、ちょっと物足りない感じか。
読んでからそんなに経っていない『Rのつく月――』と印象が近いせいだろうか。