『愛罪 Uxoricide』 五條瑛 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

愛罪“Uxoricide”―R/EVOLUTION 5th Mission (R/EVOLUT.../五條 瑛
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新宿では新種のドラッグを巡り、複数の組織が抗争を続けている。
大手製薬会社の会長は、4人の愛人に子供を産ませ、
すべて引き取っているが本妻は死亡し、愛人も消息不明になっている。
真実を手繰ると、そこには想像を絶する罪深き愛があった……。
<革命小説>シリーズ第5弾。
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆

多少4つ寄りの3つ。


今回もまた次が気になるところで終わり。

サーシャたちが目論むドラッグの流通のキーになりそうな色々だとか
すみれ・キラたちとエナとの関係だとか
根岸と北京と多国籍のバランスに新たな組織の介入だとか。


「愛しすぎた罪」か……。
「想像を絶する」はさすがに言い過ぎな気もするけど。
あの人のしたこと(させたこと)は途中で想像できちゃうので。
それにしても確かに、完全に歪んでるなぁ。


思いがけない人が事態に深く繋がっているようだったり
全く予想もしていなかった人の関係が切れたり失われたり、
まさかそこまで、と思う人がどんどん堕ちていったり。


堕ちていったあの人の様子を見るに、
ファービーがグッドドラッグだとは思えないんだけどな。

常用者に揃って「満たされたような笑い方」をさせるというファービー、
それが一体何で、これからどうなるのかということも
サーシャたちのしようとしていることと併せて気になる。


とにかく続きが気になる……。