基本は基本でなくなる
今日はファーストリテイリングを取り上げます。
<商品への思い>(以下抜粋)
ユニクロがめざすカジュアルは、
国籍、階級、職業、学歴、年齢、性別など人を区別してきた
あらゆるものを超える、みんなの服です。
服はそれを着る人が着こなして始めて個性を発揮できる。
ユニクロは、自分のスタイルを持った人に選ばれる、
「完成した部品」としての服をつくりたいと考えています。
お客様が何を求めているかをダイレクトに聞き、
それによってベーシックを突きつめ、
「ファッション性のあるベーシック商品」をめざします。
完成した部品
「完成した部品」とは、色、デザイン、シルエット、素材に
徹底的にこだわったベーシック商品である。
ただ、これは時代によって変わっていく商品です。
改心の連続によって本物の伝統が生まれるように、
ベーシックとは改新しないことではなく、
意識的に改新することによって
毎シーズン新しいベーシックに生まれ変わるのだと考えます。
注目するのは、一番最後の「完成した部品」の部分。
「ベーシックとは改新しないことではない」とあります。
人は慣れてくると、自然と「これが基本だ」と思ってしまうものです。
そして、その基本は変わらないものだと思ってしまいます。
何事にも普遍的なものがあるとしても、
その普遍的なもの自体が自分でも気づかないうちに変化しているかもしれません。
「普遍的なもの」も「変わるべきもの」だと捉える。
そうすることで、新しく普遍的なものが作り上げられるのだと思います。




