

タップダンスとかも新たに挑戦したい
東京公演には、三浦翔平くんとかタケル(佐藤健)が見に来てくれました。タケちゃんは「面白かった」って言ってくれたし、翔ちゃんは「感動した」とか言ってたけど、何を思ったんでしょうね。今度会う機会があったら聞いてみてください(笑)。(小栗)旬さんは忙しくて結局、来れなくて、「ごめんなぁ!春馬。今度、DVD貸してね」って言われました(笑)。僕の両親?いや、あんまり何も言ってくれないですよ。「楽しかったよ」ぐらいかな。
ファンの方たちからいただいた手紙には、僕があんなに歌ったり踊ったり、殺陣ができると思ってなかったようで、「意外」っていう言葉が多かったですね。僕自身、新しい一面と言わず三面ぐらい見せられたし(笑)、「おっ、できんじゃん!」と思われることってうれしいですね。そうやってファンの人たちに喜んでいただけたのはもちろん、舞台の演出家の方も見に来てくださって、プロの方に「良かったよ!」って言っていただけたのも、うれしかったです。
今回の舞台を経験して、一番の大きな変化は、改めて自分の仕事の素晴らしさを認識したことですね。五朗さんとか寺脇さんは、つねに、“エンターテインメント”っていうのを大切にしていて、いつも熱く語ってくれるんですよ。でも、今までの僕は「エンターテインメントってなんぞや?」っていう感じで、あまり実感出来なかったんですけど。
今回、たくさんのお客さんをカーテンコールのたびに目の当たりにして、その笑顔を見て拍手をいただくたびにいつも、うれしい気持ちになった。僕自身もお客さんにすごく支えていただいてたと思うんですよ。お手紙を読んでも「この舞台を見て力をもらえたから、テストで頑張れそう」とか(笑)、いろんな人のいろんな力になってることがわかって。「あぁ、僕たちの職業って、こんなふうに人に元気を届けることができるんだな。それっていいなぁ、素晴らしいことだなぁ!」って、肌で感じることができたんです。
あとは五朗さんも寺脇さんも、舞台に関することは何でもできるから、僕もそうなりたいなって。たとえば、タップダンスだったりとか、今までやったことがないことにも挑戦して、できるようになりたいですね。公演が終わってすぐのときは、ダンスもこのまま継続して練習し続けようと思ってたものの、そこまでストイックに頑張れなかったけど(笑)。
初めての舞台が「地球ゴージャス」の舞台で本当に良かった。絶対!
初めて変顔する芝居をします(笑)
その舞台で鍛えられた殺陣を、今度はドラマ『サムライ・ハイスクール』で披露できるので、舞台で得たことをこんなに早く生かせるなんてラッキーだなって。すごく得をした気分ですね。それを十分に生かして、もっとドラマの中でうまくなれればいいな、と思ってるし、カッコいいサムライの姿を見せたいです。連続ドラマは『ブラッディ・マンデイ』以来、久しぶりなので、撮影はこれから始まるんですけど、ちょっと緊張してますね。
僕がやる主人公の“望月小太郎”は、普段は言いたいことがハッキリ言えない、いわゆる草食系男子って言われるタイプなんですよ。でも、ある日、図書館で“なぞの古文書”を読んだことによって人生が変わるんです。窮地に陥るとサムライに変身して、窮地を救ってしまう(笑)。その弱いときの主人公と、サムライになってからの主人公と、中身がまったく違う役をひとりの中で演じられるので、僕自身すごく楽しみです。思いっきりデンジャラスでワイルドなサムライを演じたいと思ってます(笑)。
僕自身は、性格的にサムライじゃないほうに近いかな。自分で「草食系」とか言うつもりは無いけど(笑)、言いたいことが言えないっていうのは誰にもあると思うから。
楽しいシーンも多いので楽しみですね。追い込まれて冷や汗とかかいちゃうと、変顔してごまかす、みたいな(笑)。今まで、芝居の中で自然と変顔になっちゃうことはあったけど、あえて「変顔する」っていう芝居はやったことがないし、こういう役も初めてなので、また新たな領域というか、「こんな芝居もできるんだな」と思ってもらえたらいいですね。
今回のこのドラマのお話を聞いたときが、舞台をやっている最中だったんですけど、なんとなく自分の中でずっと想像してたんですよ。普段のときと、どういうふうに変わって、どういうふうにセリフをしゃべろうか。声色を変えてみようとか、声の大きさが違ったら面白いな、とか。舞台で発声の練習をしておいて良かったです。
毎週みんなに元気を届けられるように
実は“小太郎”自身も、ある有名な戦国武将の家臣の末裔らしいんですよ。イメージしてる武将?いや、それは言いません(笑)。「その芝居、違うでしょ。もっと迫力あるでしょ」って言われたくないので、ハードルをあげるのはやめておきます(笑)。
共演者は初めての人が多いですね。僕のクラスメイトで城田優くんが演じる役は、イジメられっ子ではあるんですけど、優くんを応援してるファンの人たちもきっと「いいなぁ」と思う役で、僕も早くお芝居が見たいです。僕のお父さん役は、舞台でもお世話になった岸谷五朗さんで、こんなに早くまた一緒に芝居できるなんて思ってなかったので、うれしいですね。上手な人とやれるのは勉強になるし、新たに教えてもらえることもいっぱいありそうだなって。ほかに校長先生役の室井滋さん、妹役の大後寿々花ちゃんと、みんな「うまいなぁ」と思える人たちだから、「みんなはどんな芝居をしてくれるんだろう?僕も何か仕掛けてやろう」ってワクワクしてて。家族のホームドラマの部分も楽しみですね。
そういうドラマの内容を大切に、感動も興奮もお届けしたいけど、一番は毎週みんなに元気を届けられたらいいなって。舞台をやって以来、そういうことを今までよりも深く理解するようになったので、毎日、強くそう思いながら一生懸命演じていきたいな、と思ってます。あとは本当にサムライに変身しちゃうので、ぜひ小学生のみんなとかにも僕のマネをしてもらいたいですね(笑)。

