與賀神社
佐賀県佐賀市与賀町2-50
欽明天皇二十五年(564年)に勅願造立され、鎌倉時代は「与賀庄鎮守宮」で、建暦二年(1212年)北条義時が社殿を再興、寛元3年(1245年)執権北条経時が勅により祭祀の礼式を定めたと伝えられています。御祭神は竜宮城のお姫様といわれる神武天皇の御祖母である豊玉姫命です。室町時代後期の建立である楼門が特に有名ですが、総丹塗りで室町時代の地方的風調を表していて佐賀地方では珍しい古建築であり、石橋、鳥居と共に国の重要文化財とされています。
《主祭神》
与止日女神(よどひめのかみ)=豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
海の神、神武天皇の祖母
《配祀神》
八幡神 彦火々出見命(ひこほほでみのみこと) 山の神、豊玉姫命の夫
住吉神 綿津見命(わたつみのみこと) 海の神
乙宮神 宗像三女神(むなかたさんじょしん) 海の神
印鑰神 天児屋根命(あめのこやね) 祝詞の神様
応神天皇(おうじんてんのう) 八幡大神、武門の神様
菅原道真公(すがわらみちざねこう) 学問の神様
三の鳥居(肥前鳥居)国重要文化財
石橋:国重要文化財(1606年建立)
楼門:国重要文化財(室町後期)
本殿・幣殿・拝殿:国登録有形文化財(1758年造立)
社殿は御鎮座当初より社殿が構えられ、鎌倉時代には北条氏により社殿が整備され、室町後期には少弐公により社殿が整備され、さらに鍋島家第5代藩主 宗教公、第6代藩主 重茂公によって約255年前に建立されたものである。大正2年、神殿・弊殿の屋根を従来屋根銅瓦葺だったものを銅板平葺に、拝殿屋根を瓦葺から銅瓦葺に葺替え、さらに拝殿正面扉は上下蔀戸を開閉扉に改造された。現在の社殿は、平成24年末に国登録有形文化財に指定され、平成25年6月に認定(HPより)
手水舎
手水脇の楠
神馬
境内社
◇佐賀恵比須神社
御祭神 恵比須神像・大国主神像(えびすのかみ、おおくにぬしのかみ)
◇少弐神社
御祭神 少弐政資公(しょうにまさすけこう)
◇粟島神社
御祭神 少彦名命(すくなひこなのみこと)
婦人の疾病守護の神として信仰されている。
◇宝壽森稲荷神社
御祭神 宇迦之御魂神(うかのみたまのみこと)
稲荷神社狛犬
境内の隅に肥前狛犬さんが4体
龍泰寺
佐賀市赤松町2-4
神社の近くに大隈重信さんのお墓があるということで立ち寄り(お参りのみ画像無し)
通宝明神・深恭明神・功勝明神
岩乗り狛犬