すでにここでお知らせしましたが、今月22日から29日に開催されるモスクワ映画祭のコンペに参加するキューバのインディペンデント映画『ブルー・ハート』について、新たな記事が出たので紹介します。
「内容は、ディストピア。革命のリーダー、フィデル・カストロが〈新しい人間〉像を達成すべく創造した“人工人間”と超自然的な出来事をニュース形式で描く」 (主催者談)
映画祭のプログラム・ディレクター、ラスゴロフ氏は「今回の映画祭のなかで最も違反的(transgressor)で不敬な作品」と評する。
ちなみに、ラスゴロフ氏はキューバを偏愛し、何度も訪れたことがある。
「私は、長い人生を通して、キューバで起きた状況の証人だ。最初は自由の島、後に自由の無い島。それを今の映画人たちがどう見ているのか、非常に興味がある」。