きょうは先日の私のメール
に対するデスノエスの返信(6月12日着)を、本人の許可を得て掲載します。
ちなみに、デスノエス氏には、村上春樹氏の「卵と壁」のスピーチの英語訳と
スペイン語訳も添付して送りました。
実に感嘆する。
真実は見かけの裏に潜んでいる。
「卵と壁」のメタファーは気に入った。考えさせられる。私も同じことを模索している。
だがもう私の年(78歳)になると、意見はない。ヒストリー(歴史・実話)があるのみだ。
私はおそらくその先を行っている。卵と壁の
メタファーはイリュージョン(錯覚・幻想)だ
― 卵は壁を造り、壁は卵を保護すると同時に壊しもする。悲劇的なことには、両者はひとつであり、同じものなのだ。
私はもろく壊れやすい卵であると同時にキューバの壁なのだ。
私は革命の壁の建設に参加し、それが『低開発の記憶』を可能にしたのだ。
決して探求をやめないように。
エドムンド