きのうは映画祭2日目にして朝から4本も連続で観たのでクタクタ。
ブログを書く元気もありませんでした。
きょうももうすぐ出かけるので手短に。
昨日見た映画のなかで、意外に面白かったのが『ローラ/フラメンコ界の伝説』。
http://www.lolalapelicula.com/
どちらかと言えば、フラメンコは苦手な方だし、てっきりフラメンコファンのための映画かと思ったら、人間ドラマとして、とても面白かったです。
「炎の女」ってどんな女なのか、よく分かりました(燃え尽きないところスゴイ!)
でもそんな彼女(実在の人物:ローラ・フローレス、1923-1995)だって、もとは初心な田舎の貧しい娘。
才能と情熱と美貌だけを頼りに、出会いに磨かれながら人生を切り開いていき、成功を勝ち取っていく様子は迫力があって見ごたえあり!
しかも、彼女の愛の渇きや家族への思いやり、女としての弱い立場なども描きこまれていて、女性にはお薦めできる一本です。
それにしても、スペイン・ラテンアメリカの映画は、情念的にも社会的にも暗い闇に引きづりこまれるような感じの作品が多くて、ケッコウ疲れる。それが魅力でもあるのだけど。
明日はキューバ映画『目覚めのとき』が18:30から上映されます。
ぜひ観てね!私も日本語字幕でじっくり観られるのが楽しみ。