まだ３年？もう３年？今だに避難生活をされてる方、行方不明の方…進まない復興…
あの時の映像が流れると、息苦しくなります。
でも絶対忘れてはいけない日。心新たに出来る事をしなくては。
私と当時まだ６ヶ月だったりんも、地震を経験しました。（これは私の記録なので、スルーしてくださいね）
この地震の前日までの１０日間、私は人生初の手術と入院をしていました。
可哀想に、りんはペットホテルに長期滞在…まだ我が家に来たばかりなのに、大変な思いをさせました(;_;)
りんと久しぶりの再会を果たし、二人で日向ぼっこしながら昼寝をしている時に一回目の地震が。
慌ててりんを抱っこして玄関前の駐車場へ。そこで第二回目の地震。
立っていられなくて転倒。地面にヒビがはいって水が湧き出る…何が何だがわかりませんでした。
何回かの余震が落ち着いた時に、家に入ると、足の踏み場がないくらい物やガラスが散乱。とりあえず、りんのリードとお財布を持って車にいました。
その後の片付けの記憶があまりありません。電気がなくてどう掃除したのか、ガラスゴミをどうしたのか…
電気と水のない生活は初めて。テレビも壊れ、ラジオも電波が入らない。携帯も使えなくなり…情報がない。
東北の津波被害や原発事故を知ったのは、数日後の事…私の被害なんて大したことないって思う程の衝撃でした。
こんな時でも（こんな時だから？）忙しいＴｏｍｉ。夜も帰ってこない時もあって不安でした。でもみるみる痩せていくＴｏｍｉを見ると弱音は吐けず、自分よりりんを守らなきゃ！って頑張れました。
湧き水や井戸水を分けてもらったり、お風呂に入れてくださったり、食品を分けてくれた近所の方、お水を届けてくれたお友達… あの時の感謝は一生忘れません。
まだ６ヶ月のパピーなのにおとなしくいい子にしてくれていた、りん。我慢ばかりさせてごめんね。でもりんがいてくれて乗り越えられたよ、ありがとう。
私の退院があと一日遅かったら…退院日に通った橋が地震で崩落。りんの事も迎えに行けなかったかもしれない。
地震の数週間後、Ｔｏｍｉの異動が出て震災後の慌ただしい中、物件探し。。何件も断られました（犬がダメな物件すらない）
もう私とりんだけ実家に帰る…って追い詰められた所で、親切な方が１Kのアパートを貸してくれることに。ここでも助けていただきました。
ほんの少しだけ大変な思いをしたけど、家族もりんも無事で、お家も倒壊まではしませんでした。
被害にあわれて、家族やペットと離れ離れになってしまった方や避難生活を余儀無くされている方…思えば思うほど胸が苦しくなります。
どうか、一日も早く皆が幸せに暮らせますように。
もう二度とこんな大震災が起こりませんように。
まとまりのない文章ですが、あの時感じた『人』『食べ物』『電気、水、ガス』の有り難さや大切さを忘れないように、普通の生活ができることに感謝していかなければならないと心に誓う３.１１です。