邦楽新曲レビュー -50ページ目

redballoon『青春の詩』

青春の詩
いきなりオリコンTOP10入りとなった『雪のツバサ』で2006年11月にデビューした中高生に人気の兄弟ユニット、redballoonの通算6枚目のシングル。
A SIDE SPLIT Vol.1~grass field~話題の4アーティスト(ザ・ルーズドッグス/redballoon/AJISAI/Cure Rubbish)の楽曲をそれぞれ1曲ずつ収録した業界初の2社共同企画盤『A SIDE SPLIT Vol.1~grass field~』を8/6にリリースしたロックユニット、レドバルことedballoon(レッドバルーン)。サウンドプロデューサーにポルノを手掛ける本間昭光を迎えた『雪のツバサ』、『銀色の空』がスマッシュヒットしたことも遠い記憶になりつつありますね。本間さんが離れてからは、タイアップがなかったのもあって、厳しそう。今作は、豪快なギターサウンドで夏の切ない思い出を歌い上げたドライブチューン。青春をテーマにした淡く儚いポップナンバーに仕上がってます。KICKのMCUとマツリルカとしても活躍していたフライングキッズの浜崎貴司さんが作詞を担当。正直ガッツリしたロックナンバーが聴きたかった。
カップリングは、パワフルなイントロから叙情的な展開になるミディアムロックナンバー『SMILE』、EVER BLUE卒業式の定番ソングをカヴァーしたシングルのredballoonバージョンのリミックス『旅立ちの日に~KAG mix~』を収録。2ndアルバム『EVER BLUE』を9/24にリリース。
試聴はコチラです。9/10リリース。

木村カエラ『マスタッシュ/memories(original version)』

マスタッシュ/memories(original version)
マンダム「LUCIDO-L」CMソング『マスタッシュ』と映画「パコと魔法の絵本」の主題歌『memories』を収録。さまざまな層からの支持を得ている、木村カエラの12枚目となるニューシングル。
木村カエラ初の両A面シングル。本人出演の化粧品のCMソング『マスタッシュ』は、恋愛がモチーフとなった自分を見つめ直す歌詞が面白い、久々のゴリゴリのロックチューン。ライブで盛り上がり必至の仕上がりですね。サビはキャッチーだけど、エッジの効いたバンドサウンドがカッコいい。蔦谷好位置やBEAT CRUSADERSのマシータもメンバーの活動休止中バンド、NATSUMENのフロントマンAxSxEがプロデュースを担当。
『memories(original version)』は、本人もチラッと出演している映画の主題歌として書き下ろしたもの。同映画は、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督による、ファンタジックなヒューマン・ドラマ。絵本のような童謡ポップナンバーに仕上がってます。可愛い歌声と後半の子供コーラスが印象的。パコと魔法の絵本 オリジナル・サウンド・トラックこの曲は、同日リリースの『パコと魔法の絵本』サウンドトラックにも収録。カエラが歌う『Paco Medley』と『A Song For Paco』も。
GyaO 音楽(~10/8)やYahoo!動画(~10/3)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。9/10リリース。

GIRL NEXT DOOR『偶然の確率』

偶然の確率(DVD付)
MXTV他「Break Point!」9月度OPテーマ。女性ヴォーカルにコンポーザー、ギタリストという男女3人組ユニットのデビュー・シングル。エイベックスお得意のデジタル・サウンドがインパクト抜群のアップ・チューン。
20周年のエイベックスが初めて「Produced by avex trax」として送り出す「社運を賭けた」大型新人ユニット、ガルネクことGIRL NEXT DOOR(ガール ネクスト ドア)。デビュー2ヶ月前にPV視聴が200万回を超えるとして話題作りに余念がないゴリ押し具合。2人になったEvery Little Thing、2人になって最近復活したDo As Infinityday、休止中だけど解散の予感もするday after tomorrowに続く、エイベックス一押しの3人組ユニットですね。デイアフを彷彿とするデジタル・サウンドを駆使したポップ・ロック・チューンに仕上がってます。なんせ、デイアフのメンバーだった鈴木大輔が参加。女性ヴォーカル、千紗の元気一杯な歌声もmisonoそっくり。4つ打ちビートからなるポップでキャッチーなサウンドに、偶然の出会いから生まれる素敵な恋愛を期待させる恋愛応援ソング。突き抜けるヴォーカルが懐かしさすら感じます。この曲の感想は「デイアフの復活はないな…」とmisonoをちょっぴり不敏に思いました。
カップリングは、失恋の切ない想いを綴ったミディアムナンバー『Breath』、楽しい恋愛を歌った可愛いポップナンバー『red ribbon ~運命の人~』、デジタルサウンドが前面に出たリミックス『偶然の確率(ice cream mix)』を収録。カップリングもなかなか良かったです。Drive away / 幸福の条件(DVD付)今作は3ヶ月連続リリース、第1弾。ということで、得意の怒濤のリリースラッシュで攻めます。10/8に『Drive away/幸福の条件』をリリース予定。
GyaO 音楽(~10/22)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。9/3リリース。

スガシカオ『コノユビトマレ』

コノユビトマレ
積水ハウス「シャーメゾン」CMソング。デビュー11周年を迎えた2008年第2弾シングル。「日本のキング・オブ・ファンク」の称号にふさわしいブラック・テイストあふれるナンバー。
アニメ「xxxHOLiC◆継」OPテーマだった『NOBODY KNOWS』に続く、ニューアルバムからの先行シングル。今作は、シブいベースに絡む軽やかな歌声が気持ちいいファンク・ディスコで、悩める人の背中を押すポジティヴな応援ソング。ヒットシングル『午後のパレード』を彷彿とさせるアッパーでポップなナンバー。明るいメロディに重い日常を綴った、いろいろ考えさせられる歌詞ですね。あの『午後のパレード』にも出てきた異様なダンサーも登場。あのダンサーを見ると、やる気がなくなります(爆)
カップリングには前作『NOBODY KNOWS』のハワイ編に続いて、海外に滞在して現地ミュージシャンと作り上げる海外音楽武者修行シリーズ第2弾となるロンドン編の3曲を収録。「自分って何だ?」と語りかける歌詞のユーモアさが好きな優しいミディアムナンバー『アメリカのロックスター』、妖しげなファンクサウンドに「♪世界中の人が全部僕だったら」と、想像するとシュールなミドルナンバー『楽園』、3年前のシングルだった曲でよりシンプルに響く『夏陰~なつかげ~(Original ver.)』を収録。カップリング2曲はアルバム未収録ですが、必聴という程ではないかな。FUNKAHOLiC(初回生産限定盤)(DVD付)オリジナルとしては2年振りとなるニューアルバム『FUNKAHOLiC』を9/10にリリース。まだ聴いてません (。・x・)ゝ
GyaO 音楽(~9/30)やYahoo!動画(~未定)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。9/3リリース。

micc『乾いた花』

乾いた花(TVアニメ「魔法遣いに大切なこと」エンディングテーマ)
テレビ朝日系アニメ「魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~」EDテーマ。下北沢を中心に活動するシンガーソングライターのデビューシングル。
「邦楽史上、もっとも耳元で聴きたい声」というキャッチフレーズを持つシンガー、笹生実久ことmicc(ミック)。 待望のデビューシングルは、笹生実久名義でYASUKO役として声優もこなしているアニメのEDになっています。儚くも力強い歌声が安らぎを与えてくれる、アコギが優しく響くミディアムナンバー。可愛い歌声なのに、影のある暗さが非常に気になりました。作品のプロデュース・作曲は、鬼束ちひろ、中孝介などを手掛けてきたヒットメーカー羽毛田丈史が担当。今後も羽毛田さんが手掛けるなら注目したいと思います。
カップリング『カナリヤ』は、本人が作詞・作曲した、憂いを帯びた歌声が前面に出た暗いミディアムナンバー。カップリングの方が好きです。下北沢北口、銀行前にてこの暗さは、私が好きな奥田美和子さんに似てます。9/24にアニメのYASUKO名義でアルバム『下北沢北口、銀行前にて』をリリース。
試聴はMy Spaceタワレコ等で。9/3リリース。

TRICERATOPS『LOONY'S ANTHEM』

LOONY’S ANTHEM
TRICERATOPSのレーベル移籍第2弾シングルは、さらに「踊れるダンス・ロック」を追求したパーティ・チューン。タイトルには「ろくでなし」という意味があり、バンドの今を切り取ったゴキゲンなサウンドに自然と体が動く。
1年9ヵ月ぶりのシングルとなった前作『FUTURE FOLDER』に続く、ダンス色がさらに強力になったロック・アンセム。avexのレーベルに移籍した時はびっくりしましたが、相変わらず和田さんのギターリフがカッコいい変則的なダンス・ロックチューン。イントロに登場するムーグなサウンドにワクワクします。トライセラってソニーのイメージが強かったのですが、2度目の移籍なんですね。GONZO制作のアニメーションのPVも凝った作り。
カップリングは前作と同じく、意外な往年の名曲をトライセラ流にカヴァー。ダンス・ビートガンガンにしたビートルズの名曲『DAY TRIPPER』を収録。トライセラといえば、昔からベースの林さんの顔が大好きだったんですが、最近TVで見ても素敵でした(ノ´∀`*)そして、和田さんはお母様譲りの弾丸トークで (。・x・)ゝMADE IN LOVE(初回限定盤)(DVD付)レーベル移籍第1弾となるアルバム『MADE IN LOVE』を10/8リリース予定。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~9/14)試聴はコチラです。My SpacePVフル視聴あり。9/3リリース。

伊藤由奈『miss you』

miss you
伊藤園「ビタミンフルーツ」CMソング/ケータイ小説「天使の恋」のインスパイアソング。当初配信のみでリリース予定だった楽曲だが、問い合わせ多数によりシングル化となった一枚。清潔感あふれる歌声が印象的に響くせつなさあふれるミディアム・バラードとなっている。
「♪恋しくて 恋しくて」が印象的な本人出演のCMソングとしてお馴染みの11thシングル。恋の終わりを情感豊かに歌い上げた、夏の終わりに相応しいしっとりしたバラードナンバー。波の音から始まる、夕暮れの海辺をイメージするアコースティックを基調としたサウンドが心地いい。メロディが耳に残って離れない優しくて切ない失恋ソングです。
カップリング『BREEEEEZIN!!!!!!!』は一転して、ノリノリのクールなロックテイストのアップチューン。R&Bテイストのサウンドに、パーティーに繰り出す様子を元気一杯に歌い上げてます。ユニリーバ・ジャパン「LUX Super Rich Shine」CMソングだった曲のリミックス『Urban Mermaid -Bittersweet Movement Blood-I Riddimix-』も収録。
GyaO 音楽(~10/1)やYahoo!動画(~10/9)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。9/3リリース。

Hearts Grow『そら』

そら
アニメ「鉄腕バーディー DECODE」OPテーマ。沖縄在住チャンプルーパワーポップバンド、HeartsGrowのニューシングル。見上げればいつもそこにある「そら」をテーマにしたもの。
2006年10月にメジャーデビューを果たした、あじさい音楽村で結成された沖縄県本部在住の男女5人組ビート・ポップ・バンド、Hearts Grow(ハーツ・グロウ)。アニメ「銀魂」OPテーマとなった前作『かさなる影』から約7ヶ月ぶりとなる5thシングルとなる今作も、爽やかな青春ポップチューンです。感情が交差してゆく自分たちとは違い、変わらずにいる「そら」に思いをはせる内容。得意の疾走感溢れるサウンドに、切なくも力強い突き抜けた女性ツインヴォーカルが心に響きます。
カップリング『未来スケッチ』は、「日本トランスオーシャン航空」2008年イメージ・ソング。『そら』にも通じる、アップテンポで展開するサウンドと沖縄の青空が広がるポップチューン。沖縄から離島の旅をハーツで飾ります。
GyaO 音楽(~9/7)やYahoo!動画(~9/26)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。9/3リリース。

ghostnote『精一杯、僕らの歌』

精一杯、僕らの歌
テレビ東京系ドラマ24「ウォーキン☆バタフライ」OPテーマ/映画「フライング☆ラビッツ」挿入歌/大塚製薬「Amino-Value」CMソング。ghostnoteのメジャー2ndシングル。
今年5月に1stシングル『スタート』でメジャーデビューを果たした岡山発の3ピース美メロバンド、ghostnote(ゴーストノート)。今作は、冒頭から「今 僕らがここにいる意味を考えたことはあるかい?」と語りかける、前作と同じく勢いと疾走感溢れるロックナンバーに仕上がってます。年間約150本以上行っているライブでも圧倒的な支持を受けていた熱い楽曲。1stシングルに引き続き、プロデューサーに元ユニコーンの阿部義晴を迎えてます。サビの「♪アイラブユー」のヴォーカルに圧倒される、ライブが想像できるカッコいい曲ですね。ドラマー好きの私は、Dr,Choの中村くんに注目してます。
カップリングは、全国ワンマンライブツアーの初日として、今年5/31に地元岡山のペパーランドにて行われたライブ音源『モーニングコール('08.5.31 at 岡山ペパーランド)』を収録。私もインディーズ時代にライブ会場で思わず購入したアルバム『素晴らしき世界』に収録されている、淡くて切ない冬のラブソング。じっくり聴きたいミディアムロックチューンで、ライブの空気感が伝わります。テレビ東京系アニメ「銀魂」EDテーマに決定したニューシングル『I、愛、会い』を11/19にリリース予定。人気アニメなので、ブレイクを期待♪
GyaO 音楽(~9/7)やYahoo!動画(~9/19)でPVフル視聴できます。試聴はコチラです。9/3リリース。

竹仲絵里『帰らない夏と消えないあのメロディー』

帰らない夏と消えないあのメロディー
フジテレビ系「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」EDテーマ。夏の終わりの切なさを唄う歌詞と、ライヴ感が強く表現されたアコースティック・サウンドが心地良く響いてくるポップソング。
優しく包み込むような癒しの歌声を持つ女性シンガーソングライター、竹仲絵里。TBSテレビ系「世界ふしぎ発見!」EDテーマの前作『シャリラリラ』に続き、優しいアコースティックサウンドで奏でる、明るく爽やかなアップナンバーに仕上がってます。透明感ある可愛い歌声と、疾走感のあるギターサウンドに夏の終わりを惜しむ歌詞が乗ったギャップのある曲です。
カップリング『距離』は、一転してしっとりと歌い上げたアコースティックナンバー。カーペンターズばりのアルトの響きのある重い曲。芯のある強い歌声で、切ない恋心がより一層静かに響きます。途中からバイオリンの音が重なるんですが、もっとシンプルにギターの弾き語りでも良かったかな。
GyaO 音楽でPVフル視聴できます。(~10/1)試聴はコチラです。9/3リリース。