ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表の江成道子です。
【世間知らずの江成さん・笑】
「どうして面接落ちちゃんだと思う？」
就職活動がうまくいかない人の個別相談の時、よく質問します。
意外と自分では自分がどんな言動をしているのかって分かっていないことが多い。
せっかくの大事な時間。
ちょっと自分のことを客観的に見る時間にしてもらいたい。
この前、相談者の方から、「派遣会社は面接に連れていってくれて、合否をしらせてくれるだけ」と聞いて、私びっくりしたんです。
「それだけ？もっとあなたのことを理解して、あなたの良い面を出せるように、悪い面は改善できるようにとか寄り添ってくれないの？」と聞いたら、「してくれません」。
このことをスタッフに打合せの時に言ったら、「何を言っているんですか、それが普通です」と言われて、「それじゃ受かる訳ないでしょ？特に収入アップを狙っている時は。私は日本シングルマザー支援協会のサポートしか知らないからびっくりしたんだけど」と答えたら、
「江成さん、ある意味世間知らずですね・笑」
と言われた。。。
私が知っているサポートは、普通じゃなかったんだ。
いや、普通じゃないことは分かっていたけど、じゃないと収入を上げる支援はできないじゃん！！！
【貧困が生まれるメカニズムって？】
みんな「受かる方法」さえ知らずに、ひとりで黙々と応募したり面接行ったり、なんで落ちちゃうのかも分からないから、直すこともできないまま、落ち続けて傷ついちゃうんだ。。。
こうやって「できること」を狭めてしまい、次の一歩が怖くなってしまうという悪循環になる。
貧困が生まれていくメカニズムだ！と。
日本シングルマザー支援協会が当たり前にしたいと思っているMES(人材開発プロジェクト)は、あなたの環境ごと採用してもらいましょう。というもの。関わっている企業さんはすんなり理解してくれる。
4月に超大手企業に就職が決まった会員さんがいますが、その時に企業の人事担当の方に言われたのが、「もっと僕たちもいろんな人がいることに目を向けていかないといけないと、彼女を通して考えました。もっと会社も変わらないといけないですね。今後の彼女のサポートも宜しくお願いします」と。
【ハードルが高くて相談にいけません・・・】
個別相談で、行政の窓口での怖い経験もよく聞きます。
「モラハラされる」と伝えたら、「すぐに離婚しなさい」「逃げなさい」と言われ、「そこまでは・・・・」となってしまうとか。
「ハードルが高くて相談にいけません」
もっと全方向を一緒に考えてみて、「ご主人はどうしてモラハラなんだろうね」と聞けば、奥さんなので理由は出てくるものです。
そうやって自分で自分の環境を多方向から考えるきっかけになることになり、「夫はそもそも、そういうコミュニケーションしか取れない人なんですね」と理解したり、それが苦しすぎるのであれば離婚もありだし、それを受け入れたら楽になれるのなら一緒にいることもできるますね。となります。
急を要する場合ももちろんありますが、そうでない場合の方が多いし、そうでない時に相談にこれる場を多く作った方が解決もしやすい。
個別相談は、一緒に考える時間として、まずは捉えれもらえればと思います。
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