親の役目は遠くから見守ること？

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「はなちゃんのみそ汁」ってお話知ってますか？

若くして乳がんに侵されてしまった女性が、がんを治療してよくなった後に出産し、その後再発、自分が必ず死ぬということを前提にはなちゃんを育てたお話です。

このお母さんは、自分が必ず死ぬからと、はなちゃんが自分のことは何でもできるように育てたそうです。

まさに、「生きるための教育」をしたんですね。私はここに本当の子育てがあるんだなって感じて、とても感動しました。

たった５歳の子どもが、(と大人は思ってしまう)自分で手のひらで豆腐をさいの目に切って、味噌汁を作るなんて、あんまり考えたこともないです。

実際は、学べば大人と変わらない日常生活のことは、自分でできるんですね。ただ、親がずっといるから、やる機会がないだけなのかもしれません。

かなり厳しく育てられたようで、亡くなってからもお母さんは怖い存在だったとか・・・

親は厳しくあるのが本来の姿で、教えるのは「生きる力」で、あとは「見守る」ことなのかな・・・

ずっとそばにいるのが親ではなく、子どもを自立に導くのが親の役目。それには良い学校に行かせるとか、良い会社に勤めるとかの前に、自分の力で生きていく力を付けることなんだと思います。その力がある子どもは、自分の学校のことも自分で考えらるし、自分の勤める会社選びも自分で出来るし、もちろんパートナー探しだって。

その過程で例え失敗と言われるような出来事に合っても、それを乗り越える力もあるわけです。

それが親の役目なんだたぁ～って、このお話を聞いて、改めて感じました。

子育てしながら、周りの少し先輩お母さんからも色々と学んできましたが、「子どもには手を掛けるのではなく、目を掛けるのよ」と言われた言葉がとても印象的でした。これも「見守る」ことですね。

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