変化することを恐れない生き方。 | 深澤里奈オフィシャルブログ「tea journey」Powered by Ameba

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かわいいカップケーキでしょ?


先日、取材を受けるときに編集の方からいただきました。


『ニューヨークカップケーキ』です。


見た目も可愛いけれど、とても美味しかったです。





その取材とは、「手帳」に関するものだったのですが、


皆さんは手帳にどんなことを書いていますか?


私は単純にスケジュールだけを書いていますが、


人によっては、一行日記だったり、一行目標だったり


美味しいお店リストなどを書き込んだりしていますよね。





取材の時にもお見せしたのですが、


私はヨガレクチャーの時に書き留めるノートや


読んだ本から、心に残った一文を抜粋して書き溜めていく


ノートがあります。


書くことによって、さらに自分の中で深まっていくし、


そうすることによって、私の職業である「伝える」という


活動において、伝える、伝えたい「実」が増やせるからです。





心に響いた言葉を、携帯電話のメモ機能でメモしたりもしますが、


「アーユルヴェーダ・同期会」の折、


石井泉 さんが教えてくれ、携帯でメモをとった言葉は・・・




『人はあまりに失敗が多い。


ゆえに失敗をやり直すために


人は長生きをしなくてはならない』


(日野原重明)




でした。


私たちは、たくさんの失敗を繰り返しますが、


だからこそ成長することができます。


失敗から逃げずに、向き合う姿勢が成長のカギですね。


生きる上で、試練が多いことは当たり前なわけですが、


その試練に嫌気が差し、


「長生きなんてしたくない」


というのは、成長を放棄しているのと同じかもしれません。




以前、泉さんはこんな言葉も教えてくれました。




『先延ばしは、時の盗人である』




耳が痛くありませんか?(;^_^A


始めるのに遅すぎるなんてことは絶対にありません。


「いつかやらなくては」


とずーっと思い続けていることは、


「何もやっていない」


ことと、同じです。残念ながら。


勇気が必要なのは、最初だけ。


始めてしまえば、きっと流れ始めます。





アーユルヴェーダのクラスで、よく出されていたのは、


人間にとって根源的な、最低限の欲求とは何か?


というテーマでした。


なんだと思いますか?


答えは、


『安全・安定・安心』


なのです。


人間は、安全な場で変化を避けて安心していたいものなのです。





しかしながら、自分が「一番だ」と思っている場が


本当に自分にとって「一番安全な場」だとは限りません。


もっと安全な場があるかもしれないのに、


そこへ移動するには、確かに危険を冒さなくてはならず、


ひとはその危険を避けたいがゆえに、


もっと安全な場を、「見て見ぬふり」をするのです。





では、歴史の中で「生き残ることができるもの」とは


なんだったのかを紐解いてみると、それは


強いものでも、美しいものでもなく、


『変化できるもの』


なのでした。


変化し、進化し続けるものだけが、生き残れるのです。





どんな風に変化し、進化を遂げるかは人それぞれ。


誰も答えを教えてくれません。


How to が必要なのではなくて、


恐れない勇気と、情熱が必要なのです。





苦しいことが続いて、立っていることが辛いときは


誰かに甘えたっていい。


泣きたい時は、泣いた方がいい。


我慢すると、溜め込んだものが内側で毒化します。





先日のワークショップで、


「かわいいなぁ」


と思っていた女性が、終了後笑顔で挨拶に来てくれました。


「来てくれてありがとう」


と伝えたら、彼女は笑顔でこう言いました。


「私、乳癌で。だから楽しいことたくさんやろうって決めたんです」




やせ我慢じゃなく、本当に輝く笑顔でした。


彼女の「どう生きるか」という姿勢はとても美しくしなやかで、


人の胸を打つのです。


人は、人を照らす存在でいなくてはならない。


彼女の生き方、その姿勢に、私は照らされたのでした。


「楽しいこと」に私のワークショップが入っていたなんて


その喜びをどう表現したらいいでしょう。


彼女は乳癌を前に、「変化し、進化した」女性です。




『変化すること』


私の最近のテーマです。