Fはフロイトである。
フロイト式蘭丸である。
知る人ぞ知る、大島弓子の名作漫画。
小学生の時に読んで、今だに私の心に残る。
主人公は、オクテな16歳の少女、よき子。
ある時、よき子の仲良しのボーイフレンドである蘭丸がよき子のクラスに転校してくる。
蘭丸は、超美形で、頭脳明晰、学業優秀、スポーツ万能のスーパーボーイ。
クラスのみんなは、びっくり。
なぜ、よき子にこんなボーイフレンドが?
そして、蘭丸の正体や、いかに?
漫画は、今は入手困難と思う。
私の手元にはない。
が、松岡さんが以下で紹介しているので、蘭丸に会いたくなったら、ここに飛ぶ。
F式蘭丸について思うこと。
人間の心の不思議さを感じる。
心の中は見えない。
心の中は、触れることができない。
現実の世界とは隔絶された、もう一つの世界。
時にその世界にアクセスする困難さに直面する。
それでも不思議だ。
心には力があるのだ。
現実を変える力が。
時にアクセス困難と思える心。
その心の方からアクセスしてくるのだ。
必死の形相で。
なぜ、この漫画が心に残ったか。
子供の頃、辛い日々の中で、私の心の中に、もう一人の人格が生まれた。
そして、よき子にとっての蘭丸のように、私を励まし、私を慰め、癒してくれたからだ。
誰にも言えない、辛い、孤独な日々。
逃げたくても逃げられない日々を、なんとか乗り切ることができた。
長ずるにつれ、もう一つの人格は統合され、私の一部となり、今も私を励まし、慰め、癒し続けている。


