人を信じられない
誰も信じられない
それはどこからきているのだろうかと
自分自身の中でもよく解らずにいた
ふとなまなましく甦って来た
親が私を捨てて出て行く姿を
私はその時部屋にいて
窓から親の車が出て行く所をじっと見てた
止める事も出来ず
何か口にする事も出来ず
ただ部屋の窓から見ていた
親に捨てられたから?
親が私を捨てたから?
だから何
そんな事が理由?
そんな事ただの言い訳でしかないでしょ
解ってる
けどなぜ悲しくなるんだろう
なぜ涙が溢れ出しそうになるんだろう
親が出て行く所を思い出すと
私を捨てて出て行った風景を思い出すと
なんでこんなに悲しくなるんだろう
泣きたくない
泣きたくないから忘れたい
忘れてしまいたい
泣きたくなんかないよ
私は全ての物に感情移入する事が出来ない
その事に最近までずっと気づかずにいた
冷たいと周りからすれば思われ
軽蔑さえされてしまう事もあるとも思う
そんな自分に気づかずにいた
気づけずにいた
私は人が死んでも
友達が死んでも
飼っていた動物が死んでも
何も感じる事はなかった
写真や洋服はもちろんの事
人からもらった物にも感情移入する事はない
私にとっては物
所詮、物でしかなく
それを見てなつかしんだり、その人の事を思い出したり
そういった事が全くない
思い出と言う事自体、よく解らない
物は所詮物でしかなく、感情移入する事が出来ない
人が死んでも同じだった
それはみながそうだと思っていた
だが最近になって、みなはそうではないんだと言う事を知った
その事を知らなかったためか
人が死んで何で泣いてるんだろう
昔の写真をなぜ持ってたり
大事にしていたり、なつかしんだりしている人がいるんだろう
ただ漠然とそう思い、不思議だなと思う程度だった
それほど気にも留めていなかった
笑う事
泣く事
悲しむ事
怒る事
そう言った感情が全くなかった
そう言った感じると言う事が全くなかった
それはいけない事、悪い事として教えられ、覚えてきた
幼い頃から毎日殴られ続けていた
それは日常の出来事で、特別な事だと考えた事もなかった
自分が悪いから殴られ続けてきた事であって
他の誰でもない自分が悪いのだからと思っていたから
人に相談したり、大人の人に相談したり
警察に聞かれた時も話すと言う事をしなかった
警察には、階段から落ちたと言っていた
友達に話した事もなかった
誰にも話した事がなかった
自分が悪いから殴られる
だから話す理由もなかった
まだ感情があって泣いたりしていた幼い頃
親は泣き止むまで殴り続けてやるからなと言って
ひたすら殴られ続けた
泣き止むまで殴られ続けた
だけどまだ幼かった私は、うまく感情を押さえる事が出来ず
殴られては泣き、泣くから余計と殴られる
その繰り返しが多かった
泣くからいけないんだ
泣くから悪いんだ
泣くから殴られるんだ
最初はそこから始まったのかも知れない
泣くから殴られる
泣く事はいけない事なんだ
悪い事なんだ
そう思った
泣かなければ殴られない
殴られなくなるかも知れない
泣くから悪い
泣くのは悪い事
それで親の言う通り、泣く事をやめた
これでもう殴られない
そう思ったが、やっぱり毎日殴られる
なぜなのか解らなかった
笑う
怒る
喋る
その度殴られ
泣く事だけじゃなく
笑う、怒る、喋る
全てが悪いんだ
悪い事なんだ
いけない事なんだ
そう思いひとつづつ辞めていった
それでも殴られる
食べても殴られる
寝たら殴られる
毎日、父親の気がおさまるまで殴られ続けた
なぜなのか考えた
ひたすら考えた
表情があるからいけないんだ
表情に出すからいけないんだ
だから殴られる
そう思い、表情を出さないよう気をつけるようになった
それでも殴られる
辞めたのに殴られる
全て辞めたのに殴られる
殴られて、毎日殴られて
殴られ続けているうちに
自分でも気が付かない間に、表情も全くなくなったのかも知れない
感情があるから殴られる
表情があるから殴られる
言葉があるから殴られる
殴られないようにするためから始まった事が
気が付けば、何も感じない生き物となった
何にも感じない
全てのものに全く感情移入する事が出来ない生き物になった
ただ呼吸しているだけ
そんな自分となった
その事に最近までずっと気づかずにいた
冷たいと周りからすれば思われ
軽蔑さえされてしまう事もあるとも思う
そんな自分に気づかずにいた
気づけずにいた
私は人が死んでも
友達が死んでも
飼っていた動物が死んでも
何も感じる事はなかった
写真や洋服はもちろんの事
人からもらった物にも感情移入する事はない
私にとっては物
所詮、物でしかなく
それを見てなつかしんだり、その人の事を思い出したり
そういった事が全くない
思い出と言う事自体、よく解らない
物は所詮物でしかなく、感情移入する事が出来ない
人が死んでも同じだった
それはみながそうだと思っていた
だが最近になって、みなはそうではないんだと言う事を知った
その事を知らなかったためか
人が死んで何で泣いてるんだろう
昔の写真をなぜ持ってたり
大事にしていたり、なつかしんだりしている人がいるんだろう
ただ漠然とそう思い、不思議だなと思う程度だった
それほど気にも留めていなかった
笑う事
泣く事
悲しむ事
怒る事
そう言った感情が全くなかった
そう言った感じると言う事が全くなかった
それはいけない事、悪い事として教えられ、覚えてきた
幼い頃から毎日殴られ続けていた
それは日常の出来事で、特別な事だと考えた事もなかった
自分が悪いから殴られ続けてきた事であって
他の誰でもない自分が悪いのだからと思っていたから
人に相談したり、大人の人に相談したり
警察に聞かれた時も話すと言う事をしなかった
警察には、階段から落ちたと言っていた
友達に話した事もなかった
誰にも話した事がなかった
自分が悪いから殴られる
だから話す理由もなかった
まだ感情があって泣いたりしていた幼い頃
親は泣き止むまで殴り続けてやるからなと言って
ひたすら殴られ続けた
泣き止むまで殴られ続けた
だけどまだ幼かった私は、うまく感情を押さえる事が出来ず
殴られては泣き、泣くから余計と殴られる
その繰り返しが多かった
泣くからいけないんだ
泣くから悪いんだ
泣くから殴られるんだ
最初はそこから始まったのかも知れない
泣くから殴られる
泣く事はいけない事なんだ
悪い事なんだ
そう思った
泣かなければ殴られない
殴られなくなるかも知れない
泣くから悪い
泣くのは悪い事
それで親の言う通り、泣く事をやめた
これでもう殴られない
そう思ったが、やっぱり毎日殴られる
なぜなのか解らなかった
笑う
怒る
喋る
その度殴られ
泣く事だけじゃなく
笑う、怒る、喋る
全てが悪いんだ
悪い事なんだ
いけない事なんだ
そう思いひとつづつ辞めていった
それでも殴られる
食べても殴られる
寝たら殴られる
毎日、父親の気がおさまるまで殴られ続けた
なぜなのか考えた
ひたすら考えた
表情があるからいけないんだ
表情に出すからいけないんだ
だから殴られる
そう思い、表情を出さないよう気をつけるようになった
それでも殴られる
辞めたのに殴られる
全て辞めたのに殴られる
殴られて、毎日殴られて
殴られ続けているうちに
自分でも気が付かない間に、表情も全くなくなったのかも知れない
感情があるから殴られる
表情があるから殴られる
言葉があるから殴られる
殴られないようにするためから始まった事が
気が付けば、何も感じない生き物となった
何にも感じない
全てのものに全く感情移入する事が出来ない生き物になった
ただ呼吸しているだけ
そんな自分となった
今朝起きた時には、彼の顔を見て笑えた
けど今日病院へ行こうと思い着替えている最中
親から殴られ続けている場面を、なまなまと思い出した
なまなまと甦って来た
彼はその時寝ていて
私が無表情になっていく所を見られずにすんだ
表情がなくなっていくのを感じながら着替え続けていたら
涙がぼろぼろとこぼれてきた
ぼろぼろこぼれてきて
そんな自分が嫌で
泣いてる自分が嫌で
睡眠薬を多めに飲んだ
泣いている所を彼に見られなくてよかった
悲しい顔をしている私を見られなくてよかった
悲しい顔をしている所を見られたら
泣いている私を彼が見たら
彼までもを悲しませてしまう
眠ろう
また笑えるように願い眠ろう
起きた時には笑えるといいな
彼に笑った顔を見せれるといいな
彼を笑顔にできたらいいな
けど今日病院へ行こうと思い着替えている最中
親から殴られ続けている場面を、なまなまと思い出した
なまなまと甦って来た
彼はその時寝ていて
私が無表情になっていく所を見られずにすんだ
表情がなくなっていくのを感じながら着替え続けていたら
涙がぼろぼろとこぼれてきた
ぼろぼろこぼれてきて
そんな自分が嫌で
泣いてる自分が嫌で
睡眠薬を多めに飲んだ
泣いている所を彼に見られなくてよかった
悲しい顔をしている私を見られなくてよかった
悲しい顔をしている所を見られたら
泣いている私を彼が見たら
彼までもを悲しませてしまう
眠ろう
また笑えるように願い眠ろう
起きた時には笑えるといいな
彼に笑った顔を見せれるといいな
彼を笑顔にできたらいいな