牢獄



詩(うた)を失った少年は窓のない部屋の中


温かさのない石の牢獄


朝になろうとも夜になろうとも


刻(とき)の止まった空間では何も存在しない



クレイジーな気分だ


心がハイになる瞬間


神は傍にいる


鉄格子の外から手を伸ばしている



闇の中にある小さな自分


恐れるものは何もないのに


なぜ震えている?



喜劇は悲劇


悲しさも笑いにかわる


意味のないおかしさに



冷たい牢獄に囚われの我が身


捨てきれぬ夢


情愛の面影



瞳は闇を突き刺す鋭さを持ち


コツコツと歩く


髭もじゃの看守を睨む



見えない空を見上げて


少年は口ずさむ


古の詩を

    こならの枝



あなたには


何かが足りない



そう何かが



言葉では言い表せられない


けれど尊いもの



だから


私はあなたに


勇気をあげる


その背を


押してあげる



このこならの一枝を


あなたにあげる



これは魔法の枝



きっと勇気が出るハズ



そう信じて!

    誰そ彼(たそかれ)



誰そ彼よ


おまえは何を隠す


眼の開かない私は何を無くすのか



闇に包まれる前の明るさよ


私を照らし出す温かい光(ひかり)は


もうないのか



そこにいるのは誰か


薄昏(うすぐれ)の中ではっきりと


わからない


ぼんやりと


小さな影が心寂しく揺れている



それは私?



誰そ彼よ


もう私を連れて往くのか

    ホッとほっとするあなたへ



ホットな時間


ホットな瞬間


ホットな心


ホットな言葉


ホットな笑顔


ホットな優しさ


ホットな温もり



それは  あなたが私にくれる


ホットな愛



だから  私も今日は


あなたに贈りたい


ホットな感謝の気持ちを・・・

     あとがき



全体的にはひじょうに短い、短編にも満たないくらいの


掌(たなごころ)小説なんですが、細かく分けすぎま


した(笑)。この作品は本当に稚拙も稚拙、小学生の


作文よりも下手な話で、自分でも本当にいやになり


ます(悲)。でも、まあ、大昔に書いた処女作だった


ので、あまり手直しせずに載せてみました。


見づらいかと思いますが、読んでくれた方には心よ


り感謝します(ペコリ)


正直、小説は詩よりも下手です。ですが、下手の横


好きというか・・・書くのは好きなんです(笑)


きっと、またしょうこにもなく載せると思いますが、


温かく見守って頂ければ幸いです。


最後に、この作品の中に出てくる人物は総て実在


します。浜田先生は本当に私の高校の時の担任だっ


たし、友人たちもほんものです。しかも名前も同じだっ


たりします(ただし、漢字は変換してますが)。もちろん


主人公の「陽子」は私自身だったりします。別に実話で


はないですが、こんなような寂しさを感じたことは事実


です。結構女の子だったら、こんな思いを感じたりする


こともあるんじゃないかなあ・・・と思うのですが、どうで


しょうか???


      女友達9



 陽子は走った。先程、学校へ走ってきたその時の走りでは


なくなっていた。心が軽い。走っているのに息苦しくない。

 

 早く会わねば、早く会わねば、唯そのことだけを一心に


呪文のように繰り返しは繰り返しては走った。そうして浜田


先生が言っていた言葉を思い出す。


 

 「先生はね、自分という甘ったれたものに酔っていたん


だ。その酔いが卒業しても醒めずにいたんだ。その酔いを


醒ましてくれたのがそいつだったんだ。そいつが居なかった


らもしかしたら先生はまだ小さな器の中に居たのかもしれ


ない。「了見が狭い」という器にね。だから自分に酔っちゃい


けない。自分たちは何時までも同じなのだ」と夢を見ちゃい


けない」


 欅の若葉が夕暮れの暖かい風に吹かれてさわさわ鳴っ


ている。いい響きだと思った。気持ちが良い。今日はこの


ように気持ちの良い日だったのかと今になって感じる。不


思議にこの欅の木々たちが温かく感じられた。今自分を


包んでいてくれる、この大きくて温かい木々たちが目に沁


みて、死ぬなんてもったいないと思った。欅の葉が夕暮


れに染まって美しい。


 

 陽子は足を止める。直ぐに言葉が出てこない。代わりに


涙が出てきた。教室であんなにも泣いたのにまだ涙が出る。


ふと、浜田先生の匂いが思い出された。

 

 三人が此方を見て微笑んでいる。お互いが何も言わずに


一歩ずつ近付いてゆく。ひしと抱き合う。三人の温かい匂い


がした。浜田先生の匂いだと思った。


 

 四人が一つになる。

 

 頭の上で若葉が大きく揺れている。




          終わり

     女友達8



 「解ったんだ。人は外見だけで判断するべきでないと。


 あの子たちの心は変わってないと思うよ。きっと君の


選んだ子たちなら。それにそうでないのなら「若葉の


会」に来る筈がないだろう。もっと誇りに思うべきだ。


そして確かめてごらん。あの子たちがもし心までも


変わっていたのならまた新しい友人を作ればいい。


けれどもし変わっていなかったとするならあの子た


ちよりも君の方が反省すべきだ。君は一時でも親


友の心を信頼しなかったのだからね。それこそ裏


切りさ。そして誤解が解けたら今まで以上に君た


ちは本当の親友になれる。先生もそうだったからね。


行動しないで泣き言を言うのは正義ではない。解っ


たかい」


「もし、謝っても許してもらえなかったらどうすれば


いいのでしょう」


「その時はその時さ。何時か許してくれるまで君が


待つしかない。しかし、あの子たちがそれ程心の


狭い人間ではないと思うよ。もしそんな人間だっ


たら友達など止めてしまった方がいい。続けて


いったらそれは偽善だ」


「はい」



 素直に言葉が出た。もう涙も出ない。唯心が


すっとする。そうなのだ。行動しないで色々とあ


あでもない、こうでもないと考えていたって埒は


明かないし、返って失礼なことだ。私はとんだこ


とをしてしまった。裏切ったのは私だ。土足で


踏み躙ったのは他でもないこの私なのだ。素


直に謝ろう、そしてもっと良い娘さんになって


ゆこう。




     ひじょうに中途半端ですが、続きです。次回で終わりです。

  ものすごく久し振りに更新をしました・・・。


  ずっと、仕事が忙しくそのせいでちょっと体調を崩してしまい。


  ようやく復帰です 笑。何日ぶりだろう??


  多分、自分の誕生日以来です。久し振りすぎて、ちょっと


  ドキドキです。


  コメントいただいている方へまだお邪魔しに行っていないので、


  近い内に遊びに行かせていただきますね!!


  中途半端に載せていた小説の方も明日以降またアップして


  いこうかと思っていますので、こんな稚拙なブログを見て


  くれている心のお優しい方(笑)、よかったら、また見に


  やって来て下さいませ☆


        かしこ/冬灯

   幸(ゆき)



人は学び


生き


悟りをひらく



念ずれば


念ずるだけ


「幸」となる



信じれば


信じるだけ


「美(よし)」となる



人生ーーー


幸として美としようではないか

   ★寒空(さむぞら)に  祝ってくれる  寒葵(かんあおい)



           ※寒葵~ウマノスズクサ科の常緑多年草。冬、葉間から


             出る短い花茎の先に、暗紫色の筒状花が咲く。



   ★我が心  映したような  小春空



   ★梅の花  祝いの席で  咲きほこる