2024/04/10(母との時間 18.・母の病院 1.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.














今日は母の
二ヶ月に一度の
病院での検査の日で
父が入院する病院に通院する母に
初めて付き添って行った













そして母は
病院の日にちも時間も把握し 笑
自分で財布や診察券も持ち 笑
家を出る時間までにトイレも行き 笑
何ならわたしの飲み物まで用意し 笑
車の鍵やわたしの靴まで出して 笑
行く準備をしてくれて 笑














病院に着いても
きちんと自分で診察券を出し 笑
血圧も誰よりも丁寧に測り 笑
その時の鞄や上着の置き方も
それはそれはそれはそれは丁寧で 笑
お世話になっている看護師さんらにも
丁寧すぎるくらい挨拶をし 笑











だからそれは
一年前から病院に付き添ってきた
父と真逆で 笑












「それが二人の個性だな…笑
楽しかったな…笑
と改めて笑った












だから母に
「一人で何でもしてくれて有難うね…」
と言うと










「自分のことやもん!当たり前よ!」
と母は言い












わたしは
「当たり前じゃないよ!」 
と言い 笑









母は
「愛子のお陰…」
と言い








二人で
「有難う」「有難う…」 
と言い合った

























そして母が今日

検査でお世話になった看護師さんが

父が年末に救急車で運ばれたり 笑

コロナに罹った時もお世話になった

看護師さんで

「お父さんどう?」

と聞いてくれたと言った











だから

事情を説明し 

この病院の2階に入院していることを伝えたら

「面会時間でないけど会えるかもよ!

病棟に聞いてみたら?」

と言われたので尋ねると












今日は特別に

面会ができると言われ










今日から

面会が緩和されて

平日の決められた時間内なら

予約無しでいつでも面会が

できるようになったと言い











今日対応して下さった看護師さんは

初めましてだが

本当に優しく素敵な方で











父は

食事も寝たきりや点滴も変わらずだったし

顔がやはりさらに老いて来ていたし

わたしはもう何も言うこともなかったが

でも母の呼びかけには反応し

母は喜んでいて













いつもは検査をしてから

診察までに1時間以上かかるが

今日はその間に

父の面会に行けたし

わたしもいたので一瞬だった

と母は言った












そして

母の主治医の診察となり

主治医は大学病院から

週に一回非常勤で来ている医師で











物凄く優しく丁寧で

診察に来ると元気になる!

と母が言うほどの

大好きな推しメンで 笑












また先生とコンビの看護師さんも

ベテランの穏やかな方で

そのお二人が素晴らしい

と聞いていたので












一度お礼をと思い

今日は付き添った











そして

先生が非常勤ということもあり

先生の部屋が無いので

救急の奥の部屋に通されたのだが









そこは

病院の喧騒から少し離れた

静かな場所で

それがまた良くて











その部屋に入ると

穏やかなお二人がいて

何か別次元だった












そして先生は

思った通りの穏やかな先生で

母の丁寧すぎる長すぎる 笑

そして先生の質問とはちょっとずれた話を 笑

最後までしっかり聞いて下さった 笑














そして

母は持病もなく

検査の結果も

いつも問題はないので











診察の時間は

父の透析のことや家庭の問題など 笑

母の心配事を聞いてくれたり 笑

先生もプライベートな話もしてくれたり 笑

雑談をしているようで 笑













今日も先生の海外留学話になり 笑

そこはわたしも息子の脳障害の診察

訪れた場所だったので

皆で談笑した 笑














そして

今日はさらに

母のいつかくる最期は

自宅で眠るように逝くのではないか…

それなら自宅で看取りたい…

との思いから

在宅医、看取りの相談をしたら











80歳だけど

持病もなく健康で

普通の80歳よりも元気な母なので

先生と看護師さんには

「早い早い」

と言われ 笑











紹介状を書く状態でもない

と言われたので

そりゃそうだなと思った 笑












でも

わたし的には

今だ…と思うし

母も賛成だし












一年前から

両親の終活をしてきて

周りには早すぎると言われたが

全く早くなく

ちょうど良かったり

何なら間に合わないこともあったので











先生や看護師さんの意見も大事にしながら

わたしのこの感覚も大事なので

どうしようかな…と思っていたら










看護師さんから

「紹介状無しで

顔繋ぎだけでもしとくのはいいかもね」

と言われたので

そうすることにした










そして

いつも病院に来ると

なぜか面白いことばかり起こるので 笑

「今日の病院も楽しかったね

と母と笑いながら帰り


いつも、「会いたい!」と思う父の主治医とは

びっくりするようなタイミングで会えるのだが

でも先日母としっかり挨拶ができたので

今日は話すことも特別無かったら


その主治医が少し遠くを歩いてはみえたけど

会うタイミングにはならず

そういうことも面白かった













そして

わたしは本当に今回

自分のことをしただけで

本当に楽で楽で有難くて












もちろん

一年前からしっかり付き添った

父の病院も本当に素晴らしく

そのときのわたしにはちょうど良く

本当に有難くて












でも母のときは

もっと楽になると思ったし

どんどん楽になる人生の方向に

生きてきたので












ああ、これが

この一年の、これまでの

わたしの蒔いた種だな…

人生ってこういうことか…

点と点がどんどん繋がっていった

























そして

帰りに何かを食べて帰ろうか…

となり

わたしが温かいうどんが食べたくて












去年の父の病院の帰りに 

三人でよく寄った

美味しいうどん屋さんがあったのだけど

去年の夏に閉店していたので

どこか無いかな…

とネットで探していたら











見たことのあるメニューの店が目に入り

そうしたら店名や場所は変わっていたけど

その、閉店した店のメニューそのものの店が

去年秋に開店していたことかわかり 笑

そこに行くことにした











でも駐車場が少なくて

止められるかな…と思っていたら

やはり一杯で

じゃあ違うのか…と思って帰ろうとしたら

ちょうど一台空いたのですぐ入れ











そして

店に入った瞬間

あの店の匂いで 笑

メニューもそのままで 笑

だからいつものメニューを頼み 笑












母が座敷でなくカウンター(椅子)がいい

というからそこに座ったら

料理人さんとよく目が合い

ニコニコされた方で

他のスタッフの方も本当に丁寧で

それは前よりさらに素敵な店になり











母と

「美味しかったです」と伝えると

皆さん喜んでくださり

年配のスタッフの方と母が

「桜が綺麗でしたね…」

と談笑し、帰りは

「お気をつけて。ごめんください…」

とまで言って頂き店を後にした

















そして

今日はいい天気だったので

母やわたしの布団を干し











夕方には

わたしが孫の離乳食のために

買ってきた焼き芋が

あまりにも美味しすぎたので

孫は今度また買うことにして 笑

母と二人で頬張り 笑












その後

父のことを

「癖がある人だったけど

憎めない人やったね」

と大笑いしながら散歩をした 笑



























そして

一年前と全く変わっていく景色を

感じながら

一年後も全く違う景色なんだろうな…

と思い













寝る前は

毎晩のように

「今日もありがとうね…」

と握手やハグをして

ベッドに入った