2024/03/25(母との対話 25.) | ブログ.

ブログ.

事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.







































両親とは二世帯で

玄関以外全て別だし












起きる時間も寝る時間も

ご飯を食べる時間も回数も

ご飯を食べながら

テレビを見る見ないも

全て違うので












お互い作った物をお裾分けするときや

共通の誰かが来た時以外は

基本別々にご飯を食べるのだが











でも一年前の

父の透析が始まった辺りからは

朝晩は必ず顔を見に行き

声をかけるようにしている











そして

昨夜も

寝る前の母に

ハグをしに行くと












母は

「世話ばかりかけてごめんね…」

と言った










だからわたしが

「世話なんてかけてないよ…

世話をかけているならわたしも同じよ…」

と言い










「だからこれは

〝共に支え合って生きている〟

ということなのよ…」

と言うと





 





母は

「有難い…」 

と言い











また二人で

抱き合って泣いた













今日は母が炒飯を作ってくれ


一緒に食べた❤︎美味しかった













そして今日も二人で

父のことで

悩んだりスッキリしたり

笑ったり泣いたりツッコんだりと

忙しく過ごし幸せで 笑 












今日は

「桜が咲いたら

お弁当を持って花見に行こうね」

と約束をし











今日は夜に

親友に教わった黒糖ういろうを作ったので

「明日一緒に食べようね」

と約束をし











寝る前に

握手をして

「今日も有難うね…」

と言い合い












ああ、わたしは

父も母も看取ってからが

わたしらしい

本当の人生が始まるのかもしれないな…

と思った













そして

ああ、人生というのは

なんて素晴らしいのだろう…

壮大なんだろう…

と胸がいっぱいで

涙が止まらなくなった



























母との対話 24.