このようにまた
張り紙を貼り…
それは
ということで
だから両親に
「一瞬一瞬、
何を考え、何を見て聞いて
どんな言葉を口にし、どう行動するかは
〝選択〟で
その〝意識的な選択〟が未来を決めていく」
と話し
「わたしは、もう、
大安心と喜びだけを生きる選択しか
していない
だから、お父さんとお母さんが、
エゴに飲まれて、それを選ばないのは
二人の自由だけど
そのときわたしは
二人とは一緒に生きられないし
わたしが二人を幸せにすることはできなくて
それは二人が蒔いた種の結果ね…」
とシビアに話すと
じっと聞いていた
そうしたら
今父は毎日スクワットを
するようになり
父はコツコツと続けることが
苦手なので
いつも三日坊主なのだが
今日の夜は
スクワット表の数が
増えていて
母も
「今日の透析は
いつか二人だけで接続ができるように
愛子がいない体でやってみようと思う」
と言い
わたしは
初めて
一切何もせずに見守り
初めて両親は
小さなミスをカバーしながら
二人だけで
透析の接続ができた
そして両親は
共に今年80歳で
今すぐ命がどうということはないが
でもわたしは
両親とのこんな生活は
もう5年もないと思っていて
2年くらいかもしれないし
来年は来ないかもしれない
とも両親とも話していて
だからこそ
一瞬一瞬の選択が
今、より大切になり
両親も死に向かい
今改めて
生き出した気がしている