2023/04/9(野良猫タヌちゃん 10.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.













































































そして




















野良猫タヌちゃんに
また会えるかどうか
わからないな…
と思っていたら
昼過ぎに来てくれて










もう
また会えたことで
胸が苦しかった




















そして

脱水症状は

昨日より治っていたが

涙と鼻水はひどく

呼吸も苦しそうで









今日は

前日のように

チュールはほとんど食べず

水を飲むこともなくなり



























でも

わたしのところには

寄ってきて

ゴロゴロは言い












わたしは

「それでも起こる事は絶対いい…

と思いながら

のたうち回るほどの喜びに

居続けながら












できることは

もう撫でる事だけだと

泣きながら

撫で続け

































いつもなら

撫でていても

1時間くらいしたら

満足して

どこかに行くのだが






























今日は

少し動いても

また必ずわたしのところに

戻ってくるので


























わたしは

2時間でも3時間でも

暗くなるまで

撫で続けた

























そして

タヌちゃんが

動いていなくなるたびに

わたしは一生の別れになる

可能性も覚悟し












いなくなるたびに

血眼になって

探していたら













お隣さんの車の下にいるタヌちゃんを見ていたら、クロちゃんがやってきた(車の横で目が光っているのがクロちゃん 笑)













この日は

いつもの寝床には帰らず

うちの玄関にやってきた






























そして

わたしが家に

一瞬入ったすきに

またいなくなり











わたしが

必死に探していたら













普段滅多に入らない

わたしが作った

このハウスに入っていて

泣いた













昼間あまりにも辛そうだったので

ゆっくりさせてあげたいと

段ボールと浅い箱に毛布を敷いた物を

庭に用意したのだが

それには入らなかったが












わたしが

作ったハウスには入ってくれて

ああ、ここがよかったのだと

泣いた
























そして

いつもなら

ハウスに入っても

少しの物音で

出てきてしまうのだが











この日は出てくることも

動くことも

ほとんどなく

横たわっていたので













このまま

目が覚めないことも

覚悟しながら












もし朝まで生きていたら

それは奇跡だな…

と思いながら












わたしは

自分自身の

湯たんぽも毛布も持ってきて

暖かい環境を作り











母が作ってくれた

晩ごはんと

お酒で

タヌちゃんと宴会を始め 笑














星を見ながら

月を見ながら

タヌちゃんと二人きりの

この豊かさに











幸せすぎて

豊かすぎて

ずっと泣いていた



















































途中クロちゃんも

やってきた 笑













野良猫タヌちゃん 9.



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