20年前
2歳で
障害を負ったとき
発狂した
そして
3年前の
当時2歳だった
猫のソイの死も
発狂し
そして
それは
後に
ただ
悲しいだけのものではなく
何かの罰ではなく
祝福で人生には
最善なことしか起こらない
と腑に落ちた
そして
そのことで
日常が
どれほど
発狂するくらいの
喜びなのか
そして
わたしたちは
一瞬一瞬
発狂するエネルギーで
生きられることが
わかり
今
子どもたちも
猫たちも
日に日に
子どもたちや
猫たちを
見るだけで
思うだけで
涙が溢れ
わたし自身も
生きていることに
発狂するようになり
二人は
これをわたしに
教えてくれたのか
と
発狂した