りんとの対話 16. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.















息子りん
養護学校の高等部の
二年生の夏










家でも養護学校でも
放課後デイサービス
でもなく











健常も障害も関係なく
息子が生き生きと成長できる
場所はないのか
と思った










すると













りん:
僕、どこかに行きたい











ふと
息子が言った





























だから












愛子:
どこ?













と聞くと












りん:
わからない











と言い














りん:
学校でも家でも放課後デイサービスでも
ないところ













だと言うので














愛子:
お母さんも同じことを思っていたよ










と言った












そして











愛子:
それはお母さんと一緒?
一人?






 




と聞くと












りん:
一人










と言い












ふと
それは













息子が
小さい頃から好きな
コンビニの買い物ではないかと
ハッとした



























そして
その後
このように
息子は











歩いて一分の場所にある
コンビニに
毎日のように通い












店員さんたちに
温かく優しく楽しく
見守れながら












生き生き伸び伸びと
成長していき










それは

もう











奇跡で

感謝で

温もりで















解放で

許しで

地上天国














店員さんから

息子の成長を聞いたり

りんくんの成長が楽しみ

りんくんに会えないと寂しい

と聞くたびに














わたしは

何度も

何度も 












時には

人目もはばからず

声を出して

泣いた
























◆絵画

りん(息子)








◆紐

はんなりプレゼンツ

















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