そして
わたしたちは
友人の家に
帰り
家では
ジジちゃんの
姉妹猫の
ルイちゃんが
ニャーニャー
ニャーニャー
と鳴いていた
そして
わたしたちは
やっぱり
夢か現実か
わからない
その出来事や
一瞬すぎる
衝撃的な
その出来事に
何度も
涙が溢れ
彼女は
ジジちゃんを
撫でながら
一瞬で
逝ってしまった
と泣き
本当に
花のように
美しく咲いて
一瞬で
散ったな
と思った
そして
その後
わたしは
帰宅し
家族に
この事を
話したり
何かを
食べたり
お風呂に
入ったり
友人と
LINEをしたり
少し眠ったり
と
一見
普通のように
過ごしていたが
でも
一方では
その全てが
どうでもいいくらい
混乱状態で
何度も
何度も
その後も
まるで
津波が
押し寄せるように
爆発していて
後に聞くと
友人も
朦朧とした中で
かけつけた
長男さんと
一緒に
悲しんだり
話をしたり
ご飯を食べたり
したが
一人になって
泣き叫び
その後
少し眠った
と言っていた
そして
朝になり
当たり前のように
一日が始まり
それは
昨日と
変わらない
一日のようだったが
一つ
わたしの世界で
大きく変わったのは
あんなに
24時間
聞き続けていた
一切
聞かなくなったことで
わたしの世界は
一瞬で
無音になっていて
ああ
もう
それだけで
生きるときだ
と思った