わたしの覚醒 ⒏ | ブログ.
そして
それを
ゲストハウス
リビングで
一人で
ドロドロに
噛みながら
一口に
5分も10分も
かけて
食べていたら
涙が
ポロポロ
ポロポロ
止まらなくなった
そして
リビングに
入って来たとき
わたしは
彼女に
抱きつき
しがみつき
おんおんと
泣いた
そして
しがみつきながら
彼女の背中を
バンバン叩き
彼女の服を
強く掴み
引っ張り
泣きながら
頭を
ぶんぶん振り
そして
そのうち
彼女は
座っていた
わたしの膝に
向かい合って
座り
彼女も
わたしの
背中を叩き
わたしたちは
ずっと
強く強く
抱き合った
そして
時おり
見つめ合い
わたしが
泣きながら
ありがとう
ありがとう
と言うと
彼女は
微笑みながら
ありがとう
と言った