地上天国 29.(心の相談員) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.





















独学で
色々学び

カウンセリングに
興味があった
わたしは昔









ふと
カウンセラーになりたい
と思った瞬間
メールが鳴った









そしてそれは
スクールカウンセラーの
知人からで









そこには
中学校で
心の相談員をしませんか?
と書かれて










少しだけ
相談員を
したことがあった










そして
相談室には
色々なレッテルを
貼られているような
教室に居づらい生徒たちが
遊びにくることが多く









それは担当の先生から
聞いていたし
わたし自身の知識や
経験からも
わかった







そして
そこでわたしは
相談室担当の先生に









何もしなくていい
居るだけでいい
と言われていた









でもわたしは
学歴も
資格もないわたしが
縁あって
相談員になったとき








本音でそこで
生きようとだけ
思った







先生や生徒
男や女やそれ以外
大人や子ども
健常や障害
関係なく








ただ
同じ人間として
わたしらしく
本音で生き








それは
学校では多分
わたしにしか
できないことで








そう生きる
決めた








だから
アニヲタ男子が
先生マンガ貸すよ
と言ってくれたマンガが
かなりエッチなマンガで



 



エッチなことは
全然問題はないが
何か違和感を感じたので
途中まで読んで
正直にそれを伝え返したら









先生がどんな反応するか
試したかった
と言うので








そんな面倒くさいことはやめてよ
わたしは試さないといけない
人間ではないから
と言ったら








ごめんなさい
と謝ってくれ
それからは
わたしを試すことは
一切しなくなった








また視力の関係で
わたしに
極端に近寄って話す男子が
いたときも








息子もそういう所が
あるので
よく分かるのだが








でも
わかりながら
わたしは









ごめん
近いから
少し離れてくれる?
と言い続けると








少しずつ
距離感を考えて
行動してくれるように
なった









また
男子生徒同士の
凄い取っ組み合いの
喧嘩があったときも
一部始終見ていて



 




気持ちは
わかったけど


 





わたしは
お前ら何やっとんのや!
ちゃんと自分を大切にせんか!
と咄嗟に怒鳴った







そうしたら
わたしより
体の大きな生徒たちが
一瞬で喧嘩を止め









そして
翌日皆が
一人ずつわたしに
謝りにきて








その日から皆が
一瞬で大人になった
レッテルはなくなった









そして
それまでは
わたしを中心に
わたしと生徒それぞれが
繋がっていて
生徒同士の繋がりは
薄かったのが










それをきっかけに
皆が繋がり始め










わたしは
それを見て
ただ笑っているだけに
なった








だから
わたしは嬉しくて
担当の先生に
それを伝えたら









繋げなくていいんです
と怒られた  









わたしは
繋げたのではなく
こういう流れで
自然と繋がったんです







もちろん
先生たちにも
本音を伝えたが
伝わらなかった








そして
いつか
先生たちにも
わかる日が
くるだろうと








わたしと生徒たちは
相変わらずみんなで輪になって
アニメ、お笑い、音楽の話を
一緒に楽しみ









わたしの本音は
彼らの本音で
本音は共通であることが
わかり








彼らに
一切の心配が
なくなったとき










わたしの
やるべき事が終わった
と思い
そこを辞めた