2020/10/02(彼岸花と、自転車と、父の退院と、不燃ゴミと、満月の夜の散髪) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.

















朝4時に
猫たちに
起こされて












そのまま起きて
ベッドの中で










ブログの
整理をしたり
記事を書いたりし











それを
投稿して











ゴミを出して
洗濯を干して
布団を干して
シーツを洗って













次女と
お茶を飲んで
少ししたら











彼岸花の群生地に
行くけど行く?
と連絡が来て










昨日
車を走らせながら
彼岸花を
見た時に











去年
彼女が撮った
彼岸花の群生を
思いだしたところ
だったので











行く!
と言った











すると
今日は
自転車で行く
と言い











わたしは
10年以上
自転車に
乗っていないし










もう
自転車さえ
家にもないけど












彼女といると
いつもそんな
挑戦が来るので










今度は
これか!笑
と思いながら 










彼女に
自転車を
借りることにし












彼女宅に
歩いて向かった















そうしたら
一週間前に
原因不明の熱で










昼すぎに
退院することが
急に決まったと
母から電話があり












医師から
検査結果の
説明があるから
一緒に行って欲しい
と言われ











彼岸花を
見に行ったら











予定より早く
家に帰ることに
なった
































そして
昔飼っていた亀が
亡くなった時に
埋めたら












そこから
いつしか
咲き始めたという











彼女宅の庭にある
一輪の彼岸花を
写真に撮り










わたしたちは
彼岸花の
群生地へと
向かった



























そこは
車で行くと
5分もかからない
のだが













アップダウンが
幾つもあり












10年以上ぶりに
そして初めて
男子のスポーツタイプの
自転車に乗り













自転車にいつも乗り
仙人のように
軽やかに
登山もするという
彼女に











子どもにも
手加減をしないのに
わたしには
手加減をしてくれたという
彼女に 笑











ヒィヒィ滝汗
言いながら
付いて行った 笑


























でも
着いた先の
彼岸花の群生は












もう
そんな事が
一瞬で吹き飛ぶ












この世とは思えない
鳥肌が止まらない
言葉も無くなる
世界で

























そこで
写真を
撮りながら




























その世界を
全ての感覚で
味わい尽くした





























そして
彼女が
お風呂に入れる用に
摘んでくれた











セイタカアワダチソウを
自転車の
カゴに入れて
家に帰り始めると












わたしは
ママチャリと間違え










ハンドルと
サドルの間にある
バーに足を引っ掛けて
転んだ滝汗



























そして
トラックを止め笑い泣き











ペットボトルは
坂を転がり笑い泣き










彼女に
セイタカアワダチソウを
持ってもらい笑い泣き










それはもう
申し訳無いも
恥ずかしいも超えて
爆笑で笑い泣き













久しぶりの自転車は
初めて乗った
子どものように
楽しかった 笑






























そして
自転車を返し
歩いて自宅に
帰り










それらを母に
話したら
わたしが出先にいるとは
知らなかったようで












だったら
帰ってこなくて
よかったのに!
と言われたが 笑











車内で
おにぎりや
パンを食べながら












わたしが運転して
病院に向かい
一緒に
医師の話を聞き










病院の皆さんに
お礼を言い
帰りに三人で
父の食べたい物を
買い物に行き










母は
わたしがいつも
傍にいて心強い
と喜んでいた




























そして
前日の
不燃ゴミを











処理場に
持っていくため











やっと座って
ご飯を食べてから
家を出て












今日は本当は
それだけの
予定だったが












その前に
彼岸花を
見に行ったり
父の退院が
急に入ったので












結局
処理場の
受付時間までに
全てを捨てきる事が
出来なくて 笑











でも
絶対これが
最善だと思った


























そして
最初は











親友の新居に
捨てきれなかった
不燃ゴミを 持って行き











彼女がまた
休みの日に
持って行ってもらおう
と思ったが











自分が
何がスッキリするか
と考えたとき












ゴミは
わたしの車に
乗せたので














土日も
乗せたままにし














月曜日にわたしが
捨てに行くのが
一番スッキリし













引っ越しも仕事も
忙しすぎる彼女も
喜ぶのではないか
と思った













そして
わたしは
車を両親に
借りていたので











了解を貰うために
母に電話をすると













そうしてあげて
と言われ
涙が溢れ














旧居の片付けや
引き渡しを
全て済ませて













親友と二人
わたしの家に
帰ったとき











彼女は











全て終わって
もうあの家に
戻ることは無いの
と母に報告し













母は
彼女にも
わたしにも
頑張ったね
と言い











この13年を思い
また二人で
抱き合って泣いた




























そして
運動会のような
一日が終わり
夜になり











今にも
眠り込んでしまい
そうだったが
ふと











深夜
今日は髪を切ろう
と思ったことを
思いだした












それは
デザイナーの
島田順子さんが












満月の夜に
髪を自分で切る
といういうのを
知り











ずっと
素敵だなと
思っていて











先日
毛先が傷んでいる
と長女に話したら











自分で切ったら?
と言われ











そうだ!
今度自分で切ろう
と思い











切ろうと思った日が
たまたま
満月の今日だった
からで











まるで
一日だったな












一日をずっと
振り返りながら













転んで打った
膝を見て
笑いながら











満月の夜に
お風呂場で
髪を切った