自叙伝 14. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.












そして
わたしたちは
そのリハビリ









運動面のプログラム
知性面のプログラム
生理面のプログラム
を学び











聴覚
触覚
視覚を通して








息子の脳に
あらゆる刺激を
与え始めた









それは
刺激により









傷ついた
脳の代わりに
眠っている脳を
動かし









傷ついた
脳の機能を
肩代わりさせる
というものだった




  



更に
栄養や
呼吸のプログラムで










脳の栄養である
酸素を
取り込むようにも
働きかけ








それは
分刻みの
目が回るような
忙しさだったが









わたしは
息子にしてあげる
何かがあることが
嬉しく









そして
こんなに自分に
力があることに
驚き










楽しくて
仕方がなかった











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そして
リハビリを本格的に始めて
10ヵ月近く経った
ある日




   


そんなわたしたちに
研究所から
一通の手紙が
届いた







それには
〝初診の準備が整ったので
2003年2月24日(月)に
フィラデルフィアの研究に
来てください
とあり



  




それは
わたしが待ちわびた
初診の案内だった





  


でもわたしは
最初それが
何のことかわからなかった









というのも
その日が
息子の4歳の誕生日
だったからだった