2020/10/01(親友の引っ越し) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.

















この日は
親友の引っ越し
だった













だから
わたしも
一日手伝いに
行き












彼女がここで
13年
女手一つで












仕事をしながら
家事をしながら
三人の子どもを
育てながら











喜怒哀楽
豊かに












どこまでも
どこまでも











純粋に
命懸けで











自分を
精一杯
生きてきたことを
思い












ずっとずっと
胸が
一杯だった













そして
引っ越し業者の
若い三人の男性も













仕事はもう
一切無駄が無く
見惚れるくらい
完璧で












礼儀正しく
頼もしく
素直で












本当に本当に
気持ちが良かった











わたしたち
施主がいない
所でも












三人で
賑やかに笑いながら
作業をする声が
聞こえるなど











あの
忙しい中でも
本当に
仲が良く











聞くと
今日は
場所や日付けから












アルバイト無しの
正社員だけの
特別編成で
やってきて












普段から
仲が良い
と言っていた













そして
その中の一人は












親友が
飼っている
キャリーバッグに入った
猫たちを











作業の間に
何度も何度も
見に来ていて











聞くと
長年
犬や猫と共に
暮らしている
と言い












猫たちを
それはそれは
驚くほど
丁寧に
扱ってくれて











わたしとも
猫愛を
何度も楽しく
語り合った











そして
聞くと
彼らは










物凄く
しっかりとした教育を
会社から
受けているようだが













でも
彼らは
仕事関係無く











普段から
こういう人たち
なんだろうな
と思うような
若者たちで












わたしは
何度も
それに感動し










でも結局
どんな個性であれ
愛おしいしか
ないのだが











彼らにも
我が子のような
愛おしさが
湧き上がり











親友と
何度も
それを伝え











帰りは
体に気をつけて
元気で頑張ってね
手を振り続けると











何度も
頭を下げて
笑顔で
帰って行った





























そしてそれは
親友の旧居の
引き渡しの
業者さんもで










親友とは
共通の知人が
いたようで
仕事関係なく
和やかに話をし











わたしと三人で
まるで飲み会のように
盛り上がるなど 
楽しく 











そして
引っ越し業者さんとも
引き渡し業者さんとも












その間にみえた
インターネット関係の
業者さんとも












無計画だったのに
面白いくらいの
タイミングや
シンクロがあり












男手がない
わたしたちを
思わぬタイミングで
助けて下さる
瞬間もあり













それも
本当に
面白く
有難かった




























そして
わたしの家に
帰ると










親友をいつも
娘のように
大切にしてくれる
母が











父の故郷の鹿児島の
郷土料理がね
山ほど作り
待っていてくれて











母が








わたしも
あなた達に
何かしてあげたかったの
と言うと










今冬
お母さんを亡くし












わたしの母を
実の母のように愛し
大切にしてくれる
親友は










ありがとうと
母に抱きついて
泣いていて













わたしも一緒に
泣いた