わたしは
先日の
この
はんなりの庭の
テントで
一時間くらい
横になった
体験から
ずっと
精神だけでなく
肉体も
開きっぱなしで
涙が止まらなく
なっていて
この日
夜また
歩いて
5分ほどの
はんなりに行き
オーナーの
ゆかりちゃんの
唸るしかない
料理やお酒を頂き
深夜に
テントに行ってみたら
と言われ
テントで
一人
横になった
そして
最初は
この後
ゆかりちゃんや
子どもたちが
来るかもしれないな
わたしは
このまま寝るのかな
と考えていたが
そのうち
一切何も考えず
深夜の庭の
そのテントで
ただ一人
あらゆる感触を
味わっていたら
ふと
目が覚めたら
はんなりのリビングの
電気が消えていて
自分が
一人で
眠っていたことに
気づいた
そして
次に
目が覚めたときは
夜が
明け始めた
4時頃で
わたしは
動植物が
目覚める音や気配で
目が覚めた
一時間くらい
太陽の明るさや角度や
気温の変化や
土の冷たさや
風の有無や
虫や鳥や野良猫の
声や変化や
野草の香りや気配や
地球や宇宙と
繋がっている
感覚や
言葉にできない
感覚や感触など
ありとあらゆるものを
ぼんやりと
味わっていると
完全に
夜が明けて
次に
目が覚めた
時には
世の中も
はんなりも
動き始めた
朝の9時だった
そして
土との境目は
テントと
薄いクッションで
土のゴツゴツした
感触を
常に感じ
朝気温が
下がったときに
その肌寒さを
ダイレクトに感じたり
近所の
排水の音が
ずっと
聞こえていたり
クッションの下が
うっすら
湿っているなど
家のベッドでは
味わえない
体験をしながら
朝
目覚めたときの
精神と肉体は
今まで一度も
味わったことの無い
爽快さで
発狂していて
わたしは
人間にとっての
快適さというのは
こういうことを含めた
自然と溶け合って生きる
ということなのか
と衝撃を受けた
そして
毛布やクッション以外
何も無く
携帯も
最初は部屋に
置いたままで
写真を
数枚撮る以外
一切触らなかったが
わたしは
一晩中
感覚や感触を
味わうことで
忙しくてたまらず
自然のなかで
何もしないことが
こんなに
忙しいことにも
なのに
精神も肉体も
こんなにも
整うことにも
物凄い
衝撃を受けた
そして
それは
わたしが長年
知りたかった
ことでもあり
だから
人生の点と点が
また繋がり
わたしは
ここで
答えに
出会えたことに
また興奮し
これは
わたしにとっての
革命で
はんなりや
ゆかりちゃんの
凄さに
改めて
言葉を無くし
この
非日常のはんなりと
日常の自宅を
更に
フラットにしながら
いかに
この感覚で
24時間
生きていくかだ
と思った