自叙伝 75. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.













そして
絵画教室に
通いはじめて










8ヵ月が
過ぎたとき









第一回目の絵画展が










鈴鹿市内で
開かれることに
なった











そして
松山先生から
絵画展のDMが
配られたとき










わたしはふと
これを









息子のリハビリで
お世話になった







送ろうと
思った









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わたしは
リハビリを辞めて
10年以上経っても








時おり
ボランティアさんのことを
思いだし








いつか
恩返しをしよう
と思っていた








もちろん
ボランティアさんが
それを求めていない
ことはわかっていた








でも
あのとき
わたしがしたいことを
無償で応援してくれた
ことを思うたび









それは
なんと有難い
奇跡だったのかと
思った








だから
わたしは
絶対恩返しを
するんだと決め

 

  

 



 

 







それはわたしが

ここまで

頑張ってこられた

原動力でもあった












そして
一番の恩返しは
何かと考えたとき








それは
息子の成長だと
思った









それも
学校を卒業しました
20歳になりました
という成長ではなく










もちろんそれも
人間にとってもだが
養護学校などに
通う子どもたちにとっては特に
有り得ない奇跡なのだが










でももっと
息子の将来に
安心をしてもらえるような









誰が見ても
息子の成長が
わかるようなものを








皆さんに
報告できるように
なりたいと思い










当時
息子のことや
リハビリのことを







理解してもらうために
発行していた
風便りに乗せて








また
皆さんに
お渡しすることを






 

わたしは
何年も何年も
夢みていた









だから
絵画展のDMを
もらったとき








そのときが
やっときた
と思い








わたしは
風便りを
用意しはじめた