自叙伝 66.だからそれはまるでお産のようだっただから松山先生は経験も知識もあり感覚も研ぎ澄まされ子どもが一人で生まれてくる力を知っている助産師のようで先生という言葉にできない安心が在るなかわたしはただ真っ新な気持ちで息子から生みだされる絵を迎えいれた そしてわたしは息子がお腹にいるとき「この子に障害があろうがなかろうがそんなの関係ないただこの子に会いたい…」と涙が溢れたようにただその無条件の愛でそこにいるだけでそれはまるで息子が生まれたときの神聖な儀式のようだった自叙伝 1.『自叙伝 1.』息子が生まれたのは助産所だった1999年の冬助産所の畳の上で4歳の長女2歳の次女夫わたしの母が見守るなか息子は生まれたそれはまるで儀式のような静寂で二人の娘た…ameblo.jp自叙伝 65.自叙伝 66.