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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.
















わたしは
父に本当に
愛されて育ったが











夫に出会った
27年前は
父以外で










こんなに
深い愛情のひとには
出会ったことはない
と思った









凄い能力を
秘めているひとだ
とも…










だから
夫婦で
たくさんの修羅場
経験してきても











それは彼が
わたしの成長のために
悪役となり










コントロールドラマを
演じているのだろう
と思っていたし










子どもたちが
皆自立し
お互いこのドラマを
卒業したら










幸せで
穏やかな人生が
待っている
と楽しみにしてきた










だから
色々あっても
必ず修復してきた
二人の関係だったが











夏過ぎから
どんどん接点が
見えなくなってきたのを
感じたとき









夫が
この役にどっぷりはまり
本来の自分を
見失っているのでは
と感じた










言葉が
通じなくなっていた










共に
暮らしているのに
別次元を生きているのが
はっきりわかった










わたしももちろん
コントロールドラマに
人間ドラマに
どっぷりはまった時期は
あった

  







でも
わたしは
その経験から 
学び










それからは
なるべく
もう一人の冷静な自分が
それを俯瞰して見る
というところに戻り











そのドラマで
湧き上がる感情を味わい
気づき学び
必ず次の経験に
生かしてきた











そして
そのドラマが
終わった後の









新しい世界の
明確なビジョンを持つ
ということも
同時進行で行い









わたしは
次の人生への移行も
着実に進めていて









それが
役者を下ろした
ありのままの自分
なのだが









彼は
いつしか
役と同化し
ありのままの自分を
見失っているようで


  





だから
それを感じたとき
楽しみにしていた
彼との未来がなくなり









わたしは
愕然とした










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また
わたしが








夫を子どものように
育てていたことにも
気づいた









そして
それにより
わたしはどんどん
器が大きくなり
強くなっていったが









あんなに
器の大きかった彼は
逆に小さくなり
弱くなり




  





わたしは
母をやめなければいけない
と目が覚め












今の彼と
これからも夫婦でいたい
という気持ちは
どんどん薄れていった





 





また
わたしはここまで
夫婦の関係修復の
できる努力はしてきて












それは
わたしのしたいことだったし
それにより
修復できた部分もあったので
満足したし











 

人生を大きく見たとき
無駄な努力というものは
無いと思うが












でも
わたしの場合の離婚は
わたしと違う
どんな彼の考え方も
肯定するから
起こってきたことで













これ以上
全く方向性の違う二人が
歩み寄りをする努力は
無駄だと思ったし













子育ても
生きることも
一生懸命にしすぎ











わたしは
肉体的にも
これ以上痩せられない
ところまできて
心身共に限界だった













だから
二人のためにも
家族のためにも
幸せのためにも









もうこれ以上
この関係を続けない
と幸せになる覚悟をして










わたしは
新しい世界への橋を
渡り始めた