そして
先生や息子と相談して
当日は
普通の教室の
2つ分くらいの大きさの
〝つどい〟ルームで
息子の絵を
周りに10点ほど飾り
わたしが
30分ほどお話をして
息子が
その間絵を描き
デモンストレーションをして
最後に
生徒たちからの質問を受ける
という形で
進めることになり
ふとそれは
わたしたちがやりたいこと
だったと気づいた
でもあの時それを
中止にしたのは
あの時わたしたちが
それを実現させるには
全てを自分たちの手で創り
たくさんの努力や時間や知恵やお金を
そこにかけなければならず
もう
ここまで散々
エネルギーをかけて
努力をし続けて
生きてきたわたしたちにとって
それは
まだ自分たちに
鞭を打ち
滝に打たれ
修行をしなければならない
と言っているようなもので
「もう頑張れない」
「それよりもっと
宇宙の流れに乗って
楽に自然に楽しく
ワクワクしながら
それを実現させたい」
という本音に気づき
それに素直に
行動したからで
9月の市民ギャラリーでの
同じ理由だったなと思った
だから今回
友人から話をもらったときは
わたしたちは
ただ
飾る絵は
家に既にある絵を用意し
わたしも
いつも
ブログに書くような
人に話をするような
娘たちと話をしているような
内容をお話しする予定だったので
特別に何も
用意する必要がなく
ああ
宇宙の流れに乗るとは
なんて楽なのだろう
と思った
そして
楽であるということは
余裕があるということで
それをじっくり楽しめる
ということで
会場の手配や
椅子や机などの
必要な備品の準備や
子どもたちを
会場に連れてきてくれたり
司会をしてくれたり
学校通信に載せる写真を撮り
通信を書いてくれるのは
全て先生方がしてくださったので
わたしたちはただ
自分の在るべき姿
すべき事に
集中することができ
宇宙の流れに乗り
楽をするということは
皆がそれぞれに
縦糸と横糸になり
皆で一つの景色である
タペストリーを織る
ということで
皆が
自分らしく生き
どこまでも
力を発揮したとき
素晴らしい景色が
見られるのだと思った
そしてふと
この感覚
知っているな
と思ったら
それが
ちょうど一年前の
向かう時の気持ちと
同じだとわかり
わたしたちは
また未知な世界へ
ドキドキワクワクしながら
向かい
息子は
前日に
美容院に行った
わたしに
「お母さん、可愛いよ」
と言ってくれ
少し緊張する
わたしに
「大丈夫」
と言ってくれ
それは
わたしが
本当に欲しかった
言葉だったし
今までずっと
息子をサポートし続けた
わたしが
この日は
こんなに心から安心したことは
今まで無いというくらいの
有り得ない安心感で
息子の存在や言動に
サポートされていることに
泣きながら
会場に
向かった