2015/10/26 | ブログ.

ブログ.

事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.















今日は










三重県鈴鹿市出身で
〝玉ねぎ画家〟
として有名で












俳優の
森繁久彌さんや
黒柳徹子さんにも
応援されていた












進行性筋萎縮症という
症状を持つお体で
アーティスト活動を
されていた









(享年67歳)
お宅に










ご購入頂いた
息子の絵を
届けるために
お邪魔した











磯部則男さんは
わたしが子どもの頃
近所に住んでみえ












よく
電動車椅子で
散歩をされていて











則夫さんも
わたしも通った
小学校の校長室に










則夫さんの絵が
飾られるなど
有名な画家さんとして
知っていたが













お宅に伺ったのは
初めてで











もう
その空間に震え
涙が溢れてきた




















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則男さんが
描いていた空間が
当時のままになっていて










まるでそれは
博物館のようで










それは
原爆ドームみたいな
衝撃で













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則男さんの
魂の叫びを
ここに感じた














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そして
障害を持ち
画家として
才能を発揮し










晩年は結婚を望み
出会うべき女性に
出会ったが










10年
周りの反対に合った
という奥様の話を
聞いて











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わたしは昔から
息子には何か才能があって
それが世の中に喜ばれ
素晴らしいパートナーに恵まれるのではないか…
何となく思っていたが



 





それを既に
叶えられた家族がここにいる
奇跡に震え











しかもそれが
反対に合われながらも
貫き通した強さに







自分の苦しかった人生が
全て吹き飛び







わたしは
わたしたちは
このような方たちの強さのお陰で
今ここにいるのだと







感謝が溢れ
居ても立っても
いられなくなった










そして
奥様から則男さんの出版された
自叙伝を頂き
ふと見ると










ニューヨークで個展を開くのを
夢みていたとあり
でも結局
叶わなかったらしく









それはわたしが12年前
息子のリハビリで
ニューヨークに行ったとき
なぜかまたここに来る気がする
と思ったことと重なり








わたしたちは
どんな形でそれが叶うかは
わからないが












わたしたちはこういう人から
バトンを渡されているのかもしれない…
と思った










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そして奥様とは
今宵は共通の友人と
鍋をつつき








今度はご自宅で
お食事をごちそうしてくださると
言って頂き







一人暮らしの奥様も
本当に楽しそうで
知人もわたしも息子も
本当に楽しかった



 













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