いい塩梅にサクラが咲いている。
花冷えから、一気に暖かくなり花見日和になる。
名所じゃないけど、ちょっと入ったところにサクラは咲いている。
本当に日本中、咲いているんだな~と思う。
サクラ咲く、一本道を人は上を観ながら前に歩く。
なんか、素敵だった。
茶々さまとサクラを追いかけながら、歩く春の日が私は好きだ。
(歴代ワンコと一緒に追いかけてきた・・・)
茶々さまも、もう9歳になったのでシニア期に入った。
大型犬より寿命が長いとはいえ、あと何年、こうしてサクラを追いかけられるのか?
愛犬がシニアになるたび、春の日に思ってきた。
今年は、その思いを両親に対しても持つようになった。
去年の終わりに癌を告知されたとき、鈴母は弱気になり、
「来年のサクラは観れないかもしれない。。」
なんて言っていた。
結果として、今年のサクラをしっかりと観ています。
両親とも。。
でも、来年はどうなるか?
もう、今までのような安定感がない年代になってしまった。
不思議なもので、
「来年の朝顔は観れるかしら?」とか
「来年のツツジは観れないかも」とか、他の花ではこういう例えがないんだよね。
どの花もその季節にしか咲かないのに・・・。
どうして、日本人は、サクラに対してこんなに特別な想いがあるのかしら?
不思議な花だ。
平成最後のサクラを新しいカメラで追いかけた。
この後、散り際がさらに美しいのだけど、撮れるかな?
来年の令和のサクラもまた、平和に追いかけたい。
鈴 真由.