この季節は、憑かれたようにサクラを追いかけている。
ただサクラを愛でるだけなら、身軽でどこでもいけるのだが、茶々さまとサクラを一緒に撮りたい!となるとこの子を一緒に連れていける範囲での移動になるので限られてきてしまう。
うちの周りはサクラが多く、サクラ通りと言われていたのだが、伐採と剪定で地元が見る影もなくなってしまったのが哀しい。
で、毎年、毎年、いくつか開拓しながらカメラと愛犬を連れて走る。
やはり、チャリンコが一番いいみたい。
ここ!と思った時に止まれるのは、チャリンコのスピードなので。。
車は駐車でまず、困るし。
映画「あん」のロケ地となったサクラ並木。
お天気がイマイチで・・・・
ここも映画のときより剪定がはいって、スキスキになってはいるが美しい。
「どらやき屋」は駐車場になっているので、何もないけど・・
あの映画は、本当に地元を美しく撮ってくれたと思う。
映画「あん」を観てから、全生園まで足をのばすことにしている。
ハンセン病療養施設で、過去には哀しい歴史をもっている広大は場所だ。
今は、チャリンコで入れるし、居住者棟も綺麗になっている。
サクラは、映画ほど綺麗に撮れない。
ここも剪定がはいっているので・・。
つきあたりに神社があるこの一角は映画にも撮られていたはず。
お天気、イマイチ。。
最近、ここの資料館のちかくのサクラが一番、枝ぶりが自然で好きだ。
そんなに広い公園ではないのだけど、菜の花とサクラの共演が観られる。
で、楽しみにいったのだが、今年は菜の花のゾーンに柵がかけられてしまっている。
う~~ん。
栽培上、難しいのだろうとは思うが、この柵のロープがあるのとないのとではアングルが全然違うのだ。。
夕方で寒かったので、この日はお花見客も少なかった。
撮影するには、こういう状態がいいのだけど、光はあまりよくない。
そして、茶々さまは、すこぶる非協力的。
そもそもが「待て!」が出来ない子なので、すぐにわたしの膝に乗ってきてしまうのをなんとかかんとかポーズをとらせる。
でも、すぐに膝にのってきちゃう。
4キロしかない小型犬と見上げるサクラを同じアングルに撮るには、どうしてもシャッターを下できらないとけいない。
そのため、毎年、地べたに寝転んできた。
いいかげん、歳なので恥ずかしい。。。
今年はカメラの液晶を角度を変えられるので、寝転ばずに撮れるか!と思ったが・・・
やはり無理であった。
寝転ばずして「茶々さまとサクラ」は撮れないのでした。
チャリンコ籠も定番のアングル。
本犬にとっては、サクラなんてどうでもいいのだろう。
とにかく、お散歩が多くなる。
そんな季節が短いサクラのシーズン。
今年は、いろんな制約の中、合間、合間に走っているサクラ撮影ウィークです。
鈴 真由.