カメラ機種タイトルが続いているな。。。
わたしは、たぶんカメラ好きだと思う。
まわりの人に、わたしがカメラ好きでなかったら、誰が好きなの?って言われるから、「カメラ好き」なんでしょう。
今年、気持ちを新たにミラーレスのα6000をポチってみたのだが、前はキャノンのEOS KissX。
もう、12年前になるらしい。
これを買ったのは・・。
自分でも忘れるものだ。
当時もダブルズームセット。
今回もダブルズームセット。
そして、カラーは、
当時もシルバー。
今回もシルバー。
人って進歩ないみたいだ。
(ちなみにキャノンのこの一眼もちゃんと動きます。うちにいます。)
今は、すっかり障害老人になってしまい、尿臭やら、介護保険区分を問題にされている鈴父ですが、彼もカメラ好きでした。
この人は、本当にカメラ好き。
当時は、もちろんフィルム写真。
被写体は主に子ども(わたしら!)だったのだけど、ごちゃごちゃごちゃごちゃカメラをいじっていた。
あまりにカメラに追いまわされたので、モデルの子どもは写真が嫌いになったほどだ。
この人のカメラバッグをゴミ屋敷の実家から、捕獲していた。
カメラ本体は、まだ、本人のベットの近くにあるんじゃないかな??
何が入っているのか?
わからなくて、そのままになっていたカメラバッグ。
家に置いておいたら、カビがはえてしまった・・。
父親が私くらいのときに使っていたカメラバッグ。
いくつもあったけど、捕獲したのはこのバッグのみ。
あとは、ゴミ屋敷に埋もれている。
「ニコンF3」ってシールを貼っているくらいだから、F3は、持っていたのだろうな。
たぶん、めちゃくちゃ重いのを触った記憶があるので、それは、F4だったのだろうか?
20年くらい前に数十万円だった。と言ってた。
そのくらいのカメラ親父だったわけだ。
この「ニコンF3」バッグには、替えのレンズ2本と・・
昭和の新聞記者がフラッシュ用に持っていた、フラッシュ棒みたいなものと、カメラフィルタが入っていた。
「レンズ口径があえば使えるよ」
って前に友人に言われたけど、全然、わからないのでそのままにしている。
「アサヒカメラ」とかカメラ雑誌を買っては、たまに綺麗なお姉さんの撮影会にもいったりしていたらしい。
元気だったら、今も写真撮ったりしているのかな?と思う。
でも、カメラって完全に右利き用にできているので、右麻痺になってしまうとシャッターキレないんだよね。
両手で構えないといけない一眼なんて絶対に撮れない。
だから、脳梗塞になってから、埋もれている昭和の名機たちなのかもしれない。
その娘が、安いミラーレスとかコンデジを毎日、離さないというのも皮肉なものだ。
カメラの時代も昭和から平成。
そして、次へと移っていくのだけど、私の腕はかわらないまま。
自分と同じくらいだった頃の鈴父が、カメラバッグに込めた思いをまわりのカビを拭きながら、ちょっと感じてみた。
親にも若いころはあったんだな~。
親にも趣味はあったんだな~。と。
鈴 真由.