こんにちは。光藤 明美(みつふじ あけみ)です。
呼吸器系が弱い人は、朝一番の、新鮮な空気を吸って、深呼吸するといいですよ。
お部屋の窓を開けて、空気の入れ替えするのもいいです。
五行では、「肺は清(せい)を好み、濁(だく)を嫌う」と、行ったりします。
肺は、きれいな空気を好み、汚れた空気は嫌う、という意味です。
確かに、私たちは、空気のきれいなところに行くと、「空気がおいしい」っていいますし
汚れた空気のところでは、咳き込んだり、くしゃみしたりして、体の中に入れないようにしますね。
きれいなもの、正しいもの、を好み
汚れたもの、間違ったもの、を嫌う
呼吸器系(五行では金=肺)には、そうした性質があります。
その呼吸器系が弱ってくると、心の面では「人には裏表があるんじゃないか」と猜疑心(さいぎしん)が、でてくるようになります。
人がほめているのに、素直に受け取れない。
手を貸してくれてるのに、いらない!と、突っぱねてしまう。
親切にされているのに、裏があるのでは?と疑ってしまう。
この世は、自分の価値観、考えが正しく、他人は間違っている、と偏った思想になることがあります。
一度そう思ってしまうと、周りの人がいくら言っても、考えを変えません。
そこにも、ちゃんと理由があります。
それは
これまで誰にも頼らずに、ひとりでがんばってきたから。
すべての正解を、ひとりで出し続けてきたから。
苦しくても、やり通してきたから。
もともとが、完璧主義で、頑張り屋さんなんですね。
そこに、違う意見が入ろうとすると、拒絶したくなる。
「その考え、いやだな、間違ってると思う」と感じると、急に咳がでたり、痰がからんでしゃべりにくくなったりします。
間違ったものは、カラダに入れたくないから。
そういう時は、深呼吸を。
そして、体をぐーっと伸ばしたら、ふっと脱力を。
そうすると「ああ、そういう意見もあるのだな」と、ふっと受け入れられるようになります。
カラダを緩めることをすると、いいですよ。
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