土用は「陰でもあり陽でもある、でも陰でもなく陽でもない」季節 | 原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

頭痛、胃痛、じんましん、更年期・・・検査しても原因がはっきりしない、でもツラい症状は、身体だけでなく心もしんどいですね。なぜこれらが起きるのか、どう対策したらいいのかを、東洋思想の陰陽五行説をもとに一緒に考えていきましょう。

こんにちは。光藤です。

 

 

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もう4月も中旬になりましたが、先日は北海道では雪が降り、東京では雹(ひょう)が降ったようです。

さすが土用入り(;´Д`)

もうご存じの方もおられるとは思いますが、土用という季節をちょっと解説すると

・春夏秋冬、各季節の変り目ごとにある。
・4月17日~5月5日は春の土用期間。
・季節の変わり目なので、春のような、夏のような、そしてまた冬に逆戻りするような不安定な気候が続く期間。
・雷を伴う強い雨が降ることも多く災害などにも注意が必要。
・また、土のエネルギーが強まるため地震も起きやすいといわれています。

非常に気候が不安定なので、土いじり、地鎮祭、建設作業、農作業etc.土を動かすような仕事はしてはいけないと、言い伝えられています。

ですが、土用より以前から計画し、進行していたことや、間日(まび)と言われる日は作業してもよいと言われています。
(今回は4月18,21,29,30,5月3日)

まぁ、間日であっても天候が悪ければ控えた方がよいでしょう。
すべて暦通り、言い伝え通りとはいかないこともありますしね。


▲庭の草むしりくらいはいいかな。

 

で、この土用の季節を五行で振り分けると土=脾に属します。

性質は
・変り目
・間(はざま)
・どっちつかず
・あいまい
・母なる大地のような寛容さ
・すべてを受け入れる
・陰でもあり陽でもあるが、陰でもなく陽でもない

最後のやつなんか、なんのこっちゃという性質ですが、いろいろあれこれ、複雑なエネルギーを併せ持っているとイメージするといいでしょう。

自然界の土は、生命を育みますが、同時に生命を終えたものも土に還します。

「生も死も受け入れる」のが土。

陰も陽も受け入れる性質がある、ということですね。

土用の期間、気候がくるくると変わり荒れやすいのは「変り目」だから。

いきなり春、いきなり夏、になるのではなく、春の陽気の日になったり、夏日のような気温になったり、急にまた冷え込んだり

行ったり来たりしながら、次の季節へ移り変わっていきます。

これは季節に限ったことではないですね。

例えば、マスク。

つい最近、マスクをつけるかどうかは個人判断でよい、となりました。

じゃあ、日本国民すべてが一斉にマスクはずしたか?というと
そうではないですね。

継続して今まで通り付けてる人、
完全にノーマスクで過ごしている人、
臨機応変、その場で対応する人、
いろいろです。

その判断に良いも悪いもなく、変化している途中なので、あれこれ混在している時期があるのも当然でしょう。

そうしてやがて、ノーマスクの人が少しずつ増えてきたり

コロナではなく、黄砂やPM2.5の影響でマスクを使う人が増えたり

もしかしたら、またマスク生活中心になることもあるかもですが

そうやって、少しずつ行ったり来たり変化しながら、次の段階へ
移り変わります。

その方が、自然界や心身の負担にならないのですね。

人生も同じです。

急激な変化や、いきなりの決断はしんどい。
疲れてしまいます。

だから迷ったり、止まってみたり、また進んでみたりしながらでいいんです。

変化にともなって、行ったり来たりすることもまた自然なこと。

少しずつ、ココロとカラダを変化になじませていく。

それが「土用」のエネルギー、土用の過ごし方かなーと思います。

そういや、昔エステサロンに勤務してたとき、社長からある日突然「サロンを移転するから物件を探せ」といわれ

指示を受けてから移転するまでてんやわんやで、スタッフみんな、もうぐったりしたことあったな・・・(ノД`)・゜・。

土用の期間、大事です(笑)
 

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