こんにちは。光藤です。
「気・血・津液と、陰陽五行を結びつけて考えることができません。」
以前から、割とこのご質問多いです。
同じ東洋医学の考え方ですから、勉強していくにつれ、陰陽五行と気・血・津液を関連づけてとらえたくなってくることがあります。
私も最初、「血なら心？それとも肝？？」と考えていたりしました。
あれこれ考えて、自分で表を作ったり、資料を作ってみたりしましたが、よけいややこしくなって、頭が混乱。
で。結論。
「基本、別物として勉強してよい。」
特に必要に迫られることがなければ、無理に関連づけようとしなくていいってことです。
あ、これは光藤が個人的に思うこと。
人によってはそれが必要不可欠なこともあるかもしれません。
そもそも、２つは違う学説、違う時代に違う人たちが考えたものかなと。
陰陽五行は、そもそもが思想、哲学。
古代中国神話に登場する帝王「伏義（ふくぎ）」が創り出したとか。
伏義のブレインだった学者たちが創り出した、という説もあり。
なにせ、約4000年も昔の話だから、定かでないのも当たり前でしょうね。
気・血・津液は、東洋医学の現場から生まれたものかな、という気がします。
こちらはどこのどなたが考えたのか、定かではありません。
（調べたけど今のところ文献は見つからず）
中医学の学説には、ほかにもたくさんあるけれど、いつ、誰が発表したかなんて不明なものが多く、昔からあったとしか言えないのがほとんどだそうです。
なので、陰陽五行と気・血・津液の考え方は、似てはいるけれど「違う学説」「違う科目」。
なので、無理に関連付ける必要もないかなと。
もちろんね、勉強を進めていけば、気虚の場合、五行のバランスはどう崩れるか？とか、考えることもできるようにはなります。
でも、最初からそれができるようにとがんばらなくていいかな。
まずはそれぞれをしっかり勉強していく。
で、両方勉強しているうちに、なんとなく自然にイメージがつかめるようになればよい、くらいでいいでしょう。
この「気・血・津液」ですが、ほかの講座やスクールで習った人や、本で勉強したことがある人も多いと思います。
最近は、健康関連の雑誌や女性誌あたりでも時々特集が組まれてますね。
ちょっと知りたい、興味がある、くらいならそうした雑誌でもＯＫですが、やはり、仕事や生活に活かすには物足りない。
また、気・血・津液だけでなく、それらを生み出す、活動させるのに必要な「精（せい）」と「神（しん）」まで、一緒に教えてくれるところがない。
気・血・津液があるだけでは人は活動できないんですね。
健全な「精」と「神」もセットでないといけない。
ここの勉強が足りないと、お客さんや患者さんに、わかりやすく説明できないかも。
やっぱりね、わかりやすい説明をするには、それだけしっかり勉強しないと、どこかの本の受け売りのままでは、相手に響かないかなぁ・・・(^^;)
というわけで、少し突っ込んで勉強したい人のために、気・血・津液・精・神の、6回コース講座を9月より開催します。
オンラインで、ご自宅で勉強できます。
この講座、昨年も開催したので、今回「2期生募集」ということになります。
詳細や募集は、8月29日、20時配信のメルマガで先にお知らせします。
日程だけ先にお知らせしておきますね。
・9月スタート 気・血・津液・精・神6回コース
第1回 2022年 9月15日 10時～12時
自然界における「気」とは？
第2回 10月13日 10時～12時
人のカラダに流れる「気」とは？
第3回 11月18日 10時～12時
カラダを流れる「血」の話
第4回 12月16日 10時～12時
カラダの潤いの元「津液」の話
第5回 2023年1月19日 10時～12時
生命エネルギー「精」の話
第6回 2月16日 10時～12時
「神」は精神、ココロのこと
受講料は1講座あたり12,000円。
一括払いであれば72,000円→65,000円でご提供いたします。
録画対応しますので、予定が合わない方は、後日送られてくる動画でも参加できます。
そして、今回は、
・どうしてもリアル受講したい、でも予定が合わない
・録画だとテレビ見てるみたいで頭に入りにくい
・個別指導がよい
という方のために、マンツーマンの個人レッスンもご用意します。
ただ、個人レッスンは、一度にたくさんはお受けできないので、限定3名さまで。
受講料も少々違いますのでご了承を。
いずれも詳細は8月29日20時配信のメルマガでお知らせいたします。
しばらくお待ちくださいね。
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