漢方は効くのが遅い? | 原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

頭痛、胃痛、じんましん、更年期・・・検査しても原因がはっきりしない、でもツラい症状は、身体だけでなく心もしんどいですね。なぜこれらが起きるのか、どう対策したらいいのかを、東洋思想の陰陽五行説をもとに一緒に考えていきましょう。

こんにちは。 光藤 明美(みつふじ あけみ)です。

 

元号「令和」に決まりましたね。

 

響きのいい、凛とした感じがします。

 

 

昨日、ニュースの街頭インタビューを見ていても、「きれいな響きを感じる」「いままでの元号と違い新しい感じがする」という声をよく聞きました。

 

一方で、「慣れない」「ピンとこない」という人も。

 

いままで平成に慣れていましたから、急に元号が変わっても、なじめるかな?と。

 

これ、当然の反応なんです。

 

基本、人は変化することが苦手な生き物。

 

「今までと同じ」「いつもと同じ」が慣れてやりやすいから。

 

これは体にも同じことが言えます。

 

漢方の先生にお話をうかがったことがあるのですが

 

「東洋医療とか漢方って、その人本来のカラダの使い方はこうだよ、と教えてあげる役目があるんですよ。

 

だけど、人って急に変わることができないから、生薬のチカラで、ゆっくり、ゆっくり慣れさせてあげないといけない。

 

すぐ順応できる人は効果がでるのが早いけど、なかなか新しいことに慣れない、今までの方がいい、とカラダが思っていると、漢方の効き目がでるのも、時間がかかることがあるんです。

 

だから、漢方は効くのが遅いって言われるんだけど。」

 

と、いうことでした。

 

これ聞いて、なるほどなーと思いました。

 

例えば、私は左の骨盤が少々ずれていて、整体師さんに診てもらうと左右の足の長さがちょっと違うのですね。

 

「足を組むクセがありませんか?」って言われました(^^;)

 

その通りで足を組むと、なんかラクなんです。

 

姿勢によくないとわかっていても、せっかく整体師さんに調整してもらったのに、と思っていても、気が付くと、つい組んでいる。

 

今までの姿勢が慣れている、という証拠。

 

精神の部分でも、人は何か新しいことにチャレンジしようとするとき、その挑戦が大きければ大きいほど、怖さがでてきて

 

「やっぱりやめようかな」

 

なんて思ってしまいます。

 

それを変えるのって、ちょっぴり大変です。

 

私たちはついつい、「どれくらいで治るか」とか「どれくらいで結果がでるか」と結論を急ぐことがありますが

 

その答えは「自分がどれだけ変化に対応できるか?」にかかってくるのかもしれませんね。

 

 

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※講座はどなたでもセラピーに活かせる五行を学ぶことを目的としております。

医療や治療などの専門分野を学ぶ講座ではありませんので、あらかじめご了承くださいませ。