悲しみをガマンすると起きやすい不調。 | 原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

原因不明の体調不良からすっきり抜け出すコツ

頭痛、胃痛、じんましん、更年期・・・検査しても原因がはっきりしない、でもツラい症状は、身体だけでなく心もしんどいですね。なぜこれらが起きるのか、どう対策したらいいのかを、東洋思想の陰陽五行説をもとに一緒に考えていきましょう。

● 悲しみをガマンすると起きやすい不調。

こんにちは。光藤明美(みつふじ あけみ)です。

暑さ寒さも彼岸まで…とはよく言ったもので、長崎もずいぶん過ごしやすい気候になってきました。



さて、五行説でいうとこの秋の季節に相当する臓腑は「肺、皮膚」になります。

初秋の頃にぜんそくや、アトピーが出やすい方、咳がなかなか治まらない方は、この季節に反応しやすい体質=「金」の体質かもしれません。

呼吸器系や、肌トラブルなどの不調が多いんですね。

そして関わる感情は「悲しみ」。

よく秋と言うと、メランコリックとかセンチメンタルという表現が多いのはそのせいでしょうか。なんとなく物悲しくなる季節のイメージです。

その悲しみにつきものなのは「涙」。

涙はココロの浄化、とよくいわれますが、これは本当の話。

人は悲しみを感じると、悲しみの伝達物質が分泌されます。これがカラダの中にいつまでも残っているとよくないので、涙で洗い流すのですね。

ですから、悲しいときの涙はポロポロと大粒で流れることが多い。悔し涙は、じんわりと出ることが多いです。

さて、この悲しみの感情をガマンしたとき、どんな不調が出やすいのでしょうか。

まず、泣くのをガマンしたときを想像してみてください。

泣き声が出ないように、のどや鼻の奥にチカラが入ったり、息を止めたりしませんか?

こうしたことを続けていれば、のどにも鼻にも負担がかかります。息を止めれば、肺にも新鮮な空気と適度な湿度がいきわたりません。

よって、悲しみをガマンしすぎると、肺や鼻、のどなど呼吸器系の不調がでやすくなります。

また、心理的に母子の問題を抱えていると、それが肌のかゆみとなってあらわれることもあります。

なにかわかってもらえない歯がゆさや、悲しさ、気配りしてあげても受け止めてもらえない、構ってもらえない、など、子供の頃の記憶が肌に出やすいようです。

赤ちゃんはお母さんの胎内で育ち、生まれてからもずっとお母さんに抱っこされて育ちますから、特にお母さんの気配を「肌で感じる」ことに敏感なのかもしれません。

人の感情にも「いい、悪い」はないので、当然悲しみも感じていい感情。

もちろん、所構わず、人目もはばからず、やたらとわぁわぁ泣くのは、ちと違いますが。

だけど、泣いていいときに無意識にガマンする、または感情が切れたように何も感じなくなることがクセになっていると、感情はコントロールできているかもしれませんが、その分の負担がカラダにでることになります。

ココロとカラダは表裏一体。ふたつでワンセットなんですね。

ちなみに呼吸器系におススメの精油は、ユーカリ、ペパーミント、ティートリー、マヌカなど、スーッとする香りのものが多いですね。

ベンゾインは別名「安息香(あんそくこう)」とも呼ばれていますが、これも呼吸系におススメ。上記のユーカリやティトリーとブレンドしてもいいと思います。

母子の関係に思い当たることがある人は、イモーテル(ヘリクリサム)マジョラムなどをブレンドしてみてはいかがでしょう。

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