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元リンの部屋

ニューハーフサロン「LIBE(ライブ)名古屋駅前店」を2021/5/23に引退した人のブログ

私達は父の誕生日に入籍をしました。


これは主に私の希望で、


「両親のように何時迄も寄り添っていたい」


と言う想いからこの日を選びました。


私の両親は、時々喧嘩もするけど下の名前で呼び合うような仲が良い夫婦です。


今でも、父が入院をしてコロナで面会ができないので、父が一階でリハビリをする姿を窓越しに見る為に、


父のリハビリの時間にあわせて病院に荷物を届けに行く母です。


大人になって今思えば、母は父の愚痴はあまり言わず、「お父さんは、働き者で誰よりも働いてる」と言ったり


父は「自分が不器用で社交的じゃないから、社交的な母の話を聞くのが楽しい」と言ったりして


お互いを敬っていた気がします。


そんな元で育った私は、高校生になった当時に同性を好きだと気づき


他の人と同じように普通に家庭を築いて行く事ができない事にショックを感じました。


でも「婚姻は結べなくても、いつか両親のような想いやれるパートナーを見つける事はできるのかな」とボンヤリ思ってました。


それから約20年。ゲイの世界にとび込み、更に姿を変えて、色々な事があって


自分らしさを追求する毎に、パートナー探しが難しくなって諦めかけた事もあったけど、


諦めずにパートナーを探せたのは


両親を見ていて「想い会える相手が必ず現れる」と心の中にあったからだと思います。


そして今、当時は無理だと思った婚姻を結ぶ事ができました。


ここまで辿り着けたのは、両親の姿を見ていたからだと思います。


ただただ、両親の元で育った事に感謝しかありません。


多分、これからも子供や色々な問題が出てくると思います。


でも、自分らしさを追求した先にたどり着いた今だから


これからも2人なりの幸せを追求した先に幸せがあるんだと思います。


何かあったら「この両親の子だから大丈夫だと」思って


相手を敬い想いあって進みたいと思います。

私事ですが、兼ねてより交際していた方と本日入籍致しました。


高校生の時に、同性を好きにな事を自覚した時から、このような形で誰かと婚姻を結ぶ事を諦めていました。


色々回り道をして長い年月はかかったけれど、それが今現実となっている事に「私の人生捨てたもんじゃないな」と思います。


今は「全てが良い経験」として、私の糧になると思えるこの瞬間にとても幸せを感じます。


これからも、私たちなりの幸せの形を2人で模索する日々になると思いますが


この道中を楽しんでいけるように、感謝の念を忘れずに、想いあって、両親のようにいつまでも寄り添って進んで行こうと思うので


暖かく見守って頂ければ幸いです。



今日は、名古屋に来ています。


約3ヶ月ぶりの名古屋です。


この3ヶ月に色々とあったので、かなり久しぶりに感じます…。


でも、名古屋に着くと住んでいた時の感覚が残っていて、


ビジネスホテルに泊まるのが変な感じ(^◇^;)


明日に大切な用事があって、一泊しかできないけど


名古屋名物でも食べて、名古屋を楽しみたいと思います。