さて、四日市よさこい祭りについての続きです。
後夜祭の金賞選出演舞についての話題が多いですね^_^
四よさの「金賞」は、いわゆるグランプリという位置づけではなく、祭りの盛況と終幕をお祝い演舞していただく、という位置づけです。
その選出演舞に出られるチームは、以下の3パターンです。
①昨年金賞チーム(今回はよさこい塾 ありがた屋さん)
②各会場賞受賞の4チーム(今回は、諏訪公園会場賞 百華夢想さん、ふれあいモール会場賞 愛知淑徳大学 鳴踊さん、諏訪新道・一番街アーケード賞 らんらん東海さん、市民公園会場賞 中京大学 晴地舞さん)
③くじ引きで当たった2チーム(今回は、皇学館大学 雅さんに、凰さん)
以上7チームが選出演舞に出演します。
あくまで祭りに対するお祝い演舞という形なため、くじ引き枠という枠も設けてます。
出演順はくじで決めますが、一番は基準チームとして昨年金賞チームに演舞していただきます。
そして全選出演舞終了後、各出場チーム代表が集まり、各チームの話し合い(コンクラーベ)で金賞チームを選びます。
その話し合いの基準は「もう一度見たいチーム」のみ。
コンクラーベでは、まず上記基準で、各チームに一位から三位を選んでいただき、一位に3点、二位に2点、三位に1点を加算し、総合得点を出します。
次に総合得点による結果につき、全チームに意見をもとめ、協議し、金賞にふさわしいチームを皆の合意で決定します。
この決定プロセスは、全て金賞選出演舞に参加したチーム代表さんに公開のもと行われ、結果については公表する旨、了解を得ております。
コンクラーベの結果、今年の金賞は、愛知淑徳大学 鳴踊さんに決定しました。
金賞演舞を演舞いただき、ありがとうございました。
各チームさん同士のコンクラーベも、すごく和気あいあいな不思議な雰囲気の中、和やかに進みました。
多分、全国どこを見てもこんな決定方法をしているのは、四よさくらいでしょうね 笑
もちろん僕は四日市よさこい祭りの「金賞選出演舞」や「コンクラーベ」が、チーム選出において、完璧とは思っていません。
というか、完璧な審査やジャッジというものはなく、それぞれの祭りやイベントがそれぞれの状況のもとで、やり方を考え、皆さんに納得と楽しさを得ていただけるように、創意工夫していけば良いと思ってます。
それぞれの祭りが祭り独自の色を持つ中で、同じ審査や同じジャッジになる訳がない、そもそもコンテストでなく、お祭りなんだから、と僕は思ってます( ^ω^ )